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2023/03/10

  午前中部活。ホルンを吹く。後輩にホルンを教えるとはどういうことなのかわからないまま卒業を迎えそう。

 十二時頃人と待ち合わせて新宿。伊勢丹で昼食をとろうとしたけれど、どの店もとても並んでいた!伊勢丹向かいのOIOIでご飯を食べました。


ずっと話していたのであまり味を覚えていない
おいしくはあった

  東京駅に見たい展示があると話すと付いてきてくれました。尾関立子さんの個展"内なる庭"。駅構内のideeというセレクトショップに併設されたギャラリー。
 尾関さんは銅版画を製作していながらも、額のないまま作品を展示することが多い(版画はキャンパスと違って地が紙なので、額にいれるのが一般的)。が今回は公共機関のショップ併設のギャラリーということで、二つの作品を除いて額に入っている作品が大半だった。
 縦に細長い展示空間なので、額の存在感が大きく前に出るのを、少し尾関さんは気にされていたけど、僕はずっと絵ばかり見ちゃって特に問題なく空間に馴染みました。

路地菜園の、植物を育てたいんだという人間の欲がそのまま出たかのような線のうごめき!
黒い岩に入った線!
川上弘美さんの小説の印象が浮かんできた、と言うと、何冊か読んだことある、とのこと

 僕のぐちゃぐちゃした話を丁寧に聞いてくださって、親身な返事をしてくださいました。描くときには額を出さないと描けない、という言葉が印象に残った。スイッチとかルーティンとはちょっと違った、巫女的な在り方。

 これまでやってきたことすべてをつなぎ合わせるような展示の方法を、尾関さんと話しているときに不意に思い付いて、尾関さんも色々思考が整理されたと仰ってくださった。
 話すのって大事だなあ

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