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麻弥へのファンレターを書いた、という"だけ"の話

(諸事情によるnoteアカウント移行のため、この記事は元アカウントから移行した記事となります。初出は2019/11/3です)

注意事項

これは自己満足感が強い記事ですので、きっと読んでいただいてもあまり楽しめないと思います。

ファンレターを書きました

「BanG Dream!(バンドリ!)」のキャラクターである大和麻弥へのファンレターを書きました。

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僕はこれまでの人生で誰かにファンレターを書いたことなどなかったですし、書き方も禄に調べないまま筆をおいてしまったため、内容の巧拙については自信がありません。

それでも、僕が麻弥のどんなところを好きかは文に込められたと思います。

ファンの一人として、これからも麻弥を応援していきます。

余談("届くことのないファンレター"と言い訳)

「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」内のイベント「ジブン、アイディアル」をご視聴された方であれば、大和麻弥というキャラクターにとってのファンレターの重要性はご存知かと思います。

この記事の公開日である11月3日は麻弥の誕生日です。
そんな記念日に際して「どんなことをすれば麻弥は喜んでくれるだろう?」と思い悩んだ結果、現在の彼女の在り方を支えているものの一つである"ファンレター"の形式をお借りし、僕の想いを綴ることに決めました。

とは言え、このファンレターは麻弥には届きません。

彼女は二次元の存在なので。

株式会社ブシロード様宛にこのファンレターを送れば、もしかすると麻弥の声を演じる中上さんや、大和麻弥というキャラクターを創り出したスタッフさん方に届くのかもしません。

でも、その方たちは麻弥の"生みの親"のような存在であって、麻弥ではない。

バンドリの物語の中にいる大和麻弥には、決して届かないんです。


このファンレターには、麻弥に対する今の僕の想いを詰め込みました。
僕にとってはかけがえのないものです。

ですが、読み手のいない物語が報われないように、観客のいない舞台が成り立たないように、読まれることのない、届くことのないファンレターは、書き終えられた段階でその存在意義を失います。

僕自身、そんなかけがえのないものを"存在意義のないもの"にしたくはありませんでしたが、いろいろと考えた結果、ファンレターの内容は公開しないことにしました。

少しだけ話は逸れますが、僕は物語が好きです。
その多くは漫画やアニメですが、そういった作品たちに触れていると、自分もその物語の中で生きているような錯覚を起こすことがあります。

今回も同じです。
僕がバンドリという物語の中で麻弥に出来ることは何だろうか、麻弥が喜んでくれることは何だろうか、そんなことを考えていた時に、ふとファンレターを書くことを思いつきました。

今回の"麻弥へのファンレターを書く"という行為は、バンドリという物語の中に僕が見出した物語です。

その物語が麻弥に届かないのならば、いっそのことファンレターの内容を公開し、普段はあまり語らない僕の麻弥へ想いを、僕のことを知ってくださっている方々に伝えたいとも思いました。

しかし、バンドリという物語の中で大和麻弥というキャラクターと共に”ファンレター”という語を用いる時、それはアイドルとしての、あるいは大和麻弥というキャラクター自体を支えるものの一つであり、麻弥と麻弥を応援する人との個人的で大切な繋がりを意味します。

そんな"たった一人を想って書いたファンレターの内容"を"第三者へ公開する"という行為を、(たとえそれが僕自身の書いた物語の中でだとしても)僕は"良し"とすることができませんでした。

だから、ファンレターの内容を楽しみにこの記事を読んでくださっている方(がいらっしゃるかはわかりませんが……)には申し訳ないのですが、どんなに僕がファンレターを誰かに読んでもらいたいと思っていても、僕がその内容を公開することはありません。


我が儘で申し訳ありません。

こんなくだらない顛末ではあるのですが、それでも、どうしても"僕が麻弥へのファンレターを書いた"という事実だけは残したくてこの記事を書きました。

ファンレターを書いたことも、この記事を書いたことも、結局は僕の自己満足です。

もし麻弥が三次元だったのなら、きっとファンレターを書いて送るだけで満足し、こんな記事を書くことはなかったと思います。

だからこそ、麻弥が二次元だったからこそ存在したこの記事を、読んでくださった誰かが憶えていてくれるなら僕はとてもうれしいです。

どこかでまた僕を見かけた時、「誰にも読まれないファンレターを書いた奴」と思い出していただけるのであれば、この記事には存在意義があったのだと思えます。

冒頭であんな注意書きしていたにも関わらず、ここまで読んでくださった方には感謝の言葉しかありません。

本当にありがとうございました。

最後に。
麻弥、誕生日おめでとう。

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