見出し画像

情シス転職に失敗した件

タイトル通り、情シス転職の失敗談について述べたものです。
下記投稿の後に異業界で同じ職種に転職し、約1年で辞めました。

落ち着いて転職活動を行う余裕がなく、急いで派遣会社に登録し、職場見学した直後に派遣先が決まりました。その後逃げるように会社を辞めたのです。

年が明けてから『リハビリ労働』と称して働き始めてようやく生活が落ち着いてきたので、同じ過ちを繰り返さないように、敗因を振り返りたいと思います。

情シス転職負けパターンの一例として、他の方の参考になれば幸いです。
(情シスに限らず、反面教師として役立てていただけると嬉しいです)

【敗因1】転職先を焦って決めた

前前職で初めてシステム部門に配属され社内ヘルプデスクとして2年半ほど勤めたのですが、部門の立場が強くなく、内製化をどんどん辞めていった結果部門の業務がヘルプデスクに限られるようになっていきました。
※あくまで当時の話です

「この会社ではもう何も挑戦できない」と思って情シスSlackの#topic-recruitで募集を探し、1回の面接で社内ヘルプデスクとして内定を貰ったので、他の会社は調べずに退職を決めました。

特殊な業界なのでもっと慎重になる必要があったのですが、早く決断したかったので条件面だけで決めてしまいました。

【敗因2】仕事を過小評価していた

業種だけ変えたスライド転職なので以前の経験が活かせると考えていましたが、予想外に難しかったです。

社内のやべー奴等と関わる非常にストレスの多いポジションでしたが、割とすぐに限界を迎えました。
問い合わせに対する適切な対応が難しく、自分でクローズすべきか報連相すべきか正しく判断できず、うまく対処できなかった事案も多々ありました。

ちゃんとしたルールがない中でミスしないってとても難しい。
整備されている環境でないと適応できないことを思い知りました。
(前前職でも同じような経験をしたような…)

スライド転職で失敗
という、典型的なパターンを踏んでしまったのです。

【敗因3】環境や価値観に馴染めなかった

こればかりは入社するまで把握するのは困難だと思ってます。
業界大手だからそんなに変なことは起きないと思っていたけど、見通しが本当に甘かった。

会社が変われば常識も変わるので、最初の数ヶ月は適応しようとしたけどうまくいきませんでした。

転職先を選ぶ際、働く環境や部門の価値観についても考慮すべきでしたが、条件面で転職先を決めてしまったのであまり意識していませんでした。

オフィスBGMでJ-POPガンガン流してて煩いとか、建物が古くてトイレがしょっちゅう壊れる、といった環境には数ヶ月で慣れたけどずっと居心地悪かったです。

敗因まとめとこれから

  1. 条件面だけで決めてしまった

  2. 業界を変えるだけのスライド転職をしてしまった

  3. 入社前のすり合わせが不十分だったこと

一言で表すと、確認不足による転職失敗でした。
面接1回での決定は危険で、納得感を得るためにも複数の面接を受けることが重要だと思い知りました。
神経すり減るけど、楽を選んで良い結果になることはないです。

今後ですが、情シスの経歴を生かしながら、当面は特定の領域に特化して実務経験を積んでいくつもりです。

この記事が参加している募集

転職体験記