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戯言20231022

「あー、アイライナー持ってくれば良かった」涙をぽろぽろ流しながら、冷静に考える。頭は沸騰しそうなくらい熱くなっていて今にも割れてしまいそうなくらい興奮しているけど、肝心の中身は至って淡々と物事を考えている。
いつもこんな感じ。

なんで泣いているのか本当に分からないので、アイライナーがおちてパンダみたいな目になってないか、せっかく横長に演出した目がもとの小さい目(良く言えばつぶらな目、悪く言えばバランスの悪い目)になっていないか、そんなことに焦って余計に挙動がおかしくなる。

床に落ちた大量の私のフケの山をみて、「雪みたいじゃん!」と彼女は言った。この人が母で良かったと思った。

髪を染めたり、新しい服を買ったり、
それだけでいつもより写真を撮りたくなるので、
もし顔面が橋本環奈だったり浜辺美波だったり今田美桜だったりしたならば
それはさぞたくさんの写真を撮りたいと思っただろうなと思う。

来世は、推しが着たシャツの皺に生まれ変わりたい。

サブカルぽい本屋の店主、声が小さくて無口な人か声が大きくてはきはき喋る人しかいない。
でもみんな揃って口ひげを生やしている。
ノーカラーシャツ、口ひげ、丸メガネ。
(手元にはチャイティー笑)
店内は相対性理論かキリンジ、最近だとnewjeansが流れてる。
嫁は薄い化粧、作る料理も味が薄い。
味の素を使う人を心のなかで馬鹿にしている。もしくは馬鹿にする人を馬鹿にしている。
子供の前髪はとりあえずオン眉。
ランドセルは茶色。


私はチャイティーが好きです。



個性を出したいと心底思っている人も、結局はテンプレに従って生きるしか無いのかも。そうするほうが安心するから。

食べる気力も風呂も歯磨きもする元気も無い時、底に落ちて泣くことしかできない時、こっちの気も知らないでポジティブなこと言ってくる人、悪い人ではないけど好きではない人のジャンルに入る。言ってくること全部に「うるせ~~~~~~~~~~~」って返したくて、でもできないから「ありがとうね」って言う。(そういう部分で自尊心を保っているところがある。)

六畳一間を快適な空間にしたくてアレクサを買った。
今年一番の良い買い物です。

今年こそはシュトーレンを買うぞ、と強く思いながら来年になっている。

今年こそはシュトーレンを買うぞ。



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