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がちゃがちゃまわした(2023年4月14日)

久々にガチャガチャを回した。
少し前まで毎日のように仕事終わりにゲーセンに行って最新作をチェックしていたりしていたのだけど、いつの間にか忙(ぼう)に殺(さつ)されており、「ガチャ」の存在を忘れていたのだ。

ガチャガチャ、やっぱりいい~な。なんだかんだ言って好きすぎる。それに、数年前と比べると商品のクオリティがぐぐぐと上がった。私が幼い頃のガチャは大体一回100円、高くて200円とかで景品もスーパーボールとかばっかりだったけど、最近は相場300円~500円で、高いものだと1000円のものもある。なんかもう、気安く「ガチャ」とか呼んじゃいけない気がする。もはや気軽にできるギャンブルに近い存在だ。

そんなことはさておき、昨日したガチャが良かったので記録。

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1つ目「マニア豆本」

「ニッチな趣味嗜好を持つ大人をターゲットにしているな」という匂いがする大人向けのガチャ。カプセルトイにハマる大人ってこういうニッチな話題好きそうだなと思う。まんまと引っかかってガチャを回した。

当たったのは「例の看板」というタイトルの豆本。新潟県長岡市を中心に多く分布している、ある有名な看板について、様々な観点から調査した結果をまとめた本らしい。そんなこと調査する大人がいるんだ。

例の看板。新潟ではローカル看板として有名らしい。

本をよむと「例の看板オフ会」的な表現もあったので、例の看板愛好家はそこそこの数いるのだということが分かる。そんなことを調査する大人が集団でいるのか。すごいことだ。

私は新潟県に住んでたわけでもないし、もちろん行ったこともないので、この看板の存在はもちろんそれらを真剣に調査する人々がいることすらも、この豆本に出会わなければこの先知ることは無かっただろう。そう考えると、このガチャを回した体験自体がすごく価値あるものに思えたし、同時に「豆本ガチャ」という体で全国各地の少年少女(大人含む)に筆者の変態性(褒めてる)を広めることができるのだから、今後この「豆本ガチャ」はかなり優秀な媒体になりうるのではないかと感じた。筆者の変態性を、世間に表層しない形で全国に広めていく一種のテロ。最高!

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2つめ「研究マスコット3」

理科の実験で使う道具のミニチュア。1回300円とは思えないほど、かなり精巧にできている。顕微鏡もレボルバーが回ったり、プレパラートが付属していたりとかなりのこだわりっぷりだ。顕微鏡か上皿天秤がほしいな~と思いながら回したら

上皿天秤のほうが出た!やったー!分銅もついてる。「分銅を移動させる時は直接触ってはだめで、ピンセットを使う」という生活する上で一切使わない知識が蘇ってきた。ちゃんと覚えててちょっとうれしい。

分銅2つよりも軽いウニ

会社に持っていって飾った。デスク周りがだんだんと賑やかになっていく。

ちなみにこのウニは沖縄に行ったときに国際通りのガラス細工屋で買ったウニ。オレンジ色の唇なのか、中身が飛び出ているのか未だにわからなくて、かわいらしさと裏腹に製作者の狂気を感じたのでお気に入りのもの。

またじわじわとガチャブームが来ているので、今度ガチャガチャがたくさんある場所に行ってみようかな。





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