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【読んで学べる神社の話】とある神社ものがたり|予告

➤ごあいさつ

こんにちは、巫女ライターの紺野うみと申します。

書くことが特別好きなので、日常はライターとしてお仕事をしております。

さて、今から数年前「神社」の魅力に気がついた私……。心の赴くまま、多くの神社に足を運ぶようになるにつれて、走り出した愛が止まらなくなってしまいました!笑

そして気がついてみれば、ライター業の合間を縫って、とある神社の巫女としてもご奉仕をさせていただくように……。

その二つの「好きなこと」を両立していくうちに、せっかくなら「巫女」と「ライター」の両側面から、神様とこの世の中へ「書くこと」でもご奉仕ができればいいな、という願望が芽生えていたわけです。

以来、「巫女ライター」という肩書きでも、さまざまな場所で執筆活動を続けております。(記事のご紹介はこちらから

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日本の国に古くから伝わるひとつの「宗教」であり、私たちの「文化」の中にも深く根付いているのが、神社という場所が受け継いでいる【神道】です。

しかし、その中身については、案外よく知らずに過ごしている方が多いのではないでしょうか?

かく言う私も、その一人だったのです。

しかし、神社や神様について多くのことを知れば知るほど、その意味や大切さが、心に沁み入るように理解できるのでした。

「神道が伝えている心を、日本人の中から失くしてはいけない」

……そんな想いに衝き動かされるように、私は私なりの形で、その素晴らしさを多くの人に発信していこうと決意しています。

現在も「巫女ライター」として、さまざまな執筆の機会をいただいておりますが、ここでは「物語」という形で、その想いを表現していけたらと思っております。

➤小説『とある神社ものがたり』とは?

世の中には、神道について丁寧に、専門的に解説をしてくれている文献がたくさんあります。

この世界は非常に奥が深く、私もたくさんの書籍を読み漁っては、勉強を続ける日々。

しかし、これまであまりその世界に興味がなかったという方にこそ、私は「神道」の素敵なところを知っていただく機会を作っていきたいと思っています。

この世界について知れば、あなたの人生はもっと輝くはずだから。

そのためのきっかけは、さまざまな方法で種蒔きをしていく方が良いものです。そうすれば、ひょっとすると私の想像しないようなところでも、芽を出してくれるかもしれません。

どなたでも気軽に楽しく読み進めながら、小さな知識の積み重ねができればいいなと思ったことが、「読んで学べる神社の話」というテーマで小説を書こうと思ったきっかけでした。

少しずつでも「神道」の心に触れ、その神髄を理解していただけるように……。そんな願いを込めて綴っていく物語が、この『とある神社ものがたり』です。

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イラストにもあるように、登場人物の主役は2人の女の子。

ひとりは巫女の紫緒さん、もうひとりは女子高生の紬ちゃんです。

悩み多き女子高生の紬ちゃんが、とある神社にいる巫女の紫緒さんとの交流を通じて「神社」にまつわるさまざまなことを学び、次第に神様の存在を深く感じるようになっていく……。

そんなストーリーです。

➤目に見えない世界に想いを馳せる

「目に見えないものに感謝する」
「神様に祈りを捧げる」

……これらのことに対して、「一体そんなことに何の意味があるの?」と考えてしまう方もいるかもしれません。

しかし「目に見えない世界」の中にこそ、私たちの内にある「目に見えない心」を支えてくれる、強くやさしい「生きるための力」が隠れているもの。

たとえば、どんなにささやかに思えるような幸せであっても、私たちはそれを失えば必ず深い哀しみを感じます。

そのことを失ってから気付かされる前に、「当たり前のように思える日常」のありがたさを、ふとした瞬間に自分で気がつくことができれば。

私たちは何気ない毎日にも、自分の力で彩りや楽しみを生み出していくことができるのではないでしょうか。

自分を取り巻く、多くの恵みを「感謝する心」。

形はなくとも、人がなにかを「信じる心」。

それを育ててくれるのが、「神社」という空間であり「神道」の姿なのだと、私は感じています。

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私自身も、神社に足を運び、時にひとりの巫女として神社で過ごすうちに、少しずつさまざまことを学んできました。

この小説の主人公・紬ちゃんも、そんな風に神社という場所を通して、目には見えないものを感じ、感謝や祈りを捧げる心を育んでいきます。

いにしえから今日まで、日本の文化、そして日本人の心に根付く、「神道」の世界。

八百万の神々がおわします日本の、とある神社を舞台にした物語です。

目には見えない存在にも想いを馳せていただけるよう、時にはそんな存在の方々も登場するかもしれません。

紺野のイメージの世界ですから、そのあたりは皆様の想像力やそれぞれのお考えに、そっとバトンを渡したいと思います。

そのときは、「目には見えていないだけで、こんな方々が自分の近くにもいるのかもしれない」……そんな感性を、育んでいただけるとうれしいです。

多少の時系列はありますが、ゆるめのオムニバス形式ですので、気軽にお読みいただければと思います。

➤公開日・更新頻度について

さて、このお話の公開日は、2020年2月16日(日) 朝8時 スタートの予定です。

不定期の更新ですが、月に2回程度は更新できればと思っています。

しばらくは、無料で公開をしていきます!

どうぞ、皆様のお力でこの作品を、たくさん広げていただけたら幸せです。

気に入っていただけたり、感想やご質問などがあれば、コメント欄やTwitterでお気軽に声をかけてくださいね。

それでは、紺野うみの物語の世界も、お楽しみに……♪

紺野うみ

世の中を少しでも明るくする言葉たちを、心を込めて多くの方に届けていきたいと思います。 紺野うみの活動を応援していただけますと、大変うれしく思います!