人の視線に怯えるあなたへ(112)
こんにちは、紺野うみです。
今日の毎ちょこは、紺野うみから捧げるお手紙プロジェクト「○○なあなたへ」シリーズ。
誰かの人生のためにそっと背中を押すような手紙を書いて、それがいつか「ご縁」の力によって、必要な人のもとに届くといい……そう願って。
今日は「人の視線に怯えるあなたへ」、想いを書き留めました。
人の視線に怯えるあなたへ
前略――あなたの心が今、人と合わせるために自分の自由を抑え込み、無理を重ねているのを、そっと心配しています。
どこにいても、人の顔色や反応を気にして怯え続ける日々には、さぞかし疲れているのではないでしょうか?
私も昔は人から嫌われることがとにかく怖くて、あなたと同じように自分を合わせ八方美人の鎧で守ろうとしていたことがありました。
でも、その鎧は装備し続けるにはあまりにも重く融通の利かない代物で……着るたびに自分の心の体力は減ってゆきますし、なのにそれを脱ぐことが怖くなってしまう悪循環。
だんだん、鎧を取り去った自分の本来の心の想いが、自分にもよく解らなくなっていく始末でした。
本当にその縁は大事ですか?
たぶん、あなたがそこまでの鎧を装着するようになったのには、それなりの理由があるはずです。
今は、記憶の奥底に眠らせているかもしれません。
でも、過去にありのままの自分をさらけ出したときに、誰かから嫌われてしまったり、攻撃されてしまったときのトラウマがきっとあるはずなのです。
その恐怖の経験が、どんどんあなたの心が持っているセンサーを敏感にして、人の「表情」「顔色」「雰囲気」「言葉」「態度」などを巧みに感じ取ってしまうばかりに、それに合わせざるを得なくなってしまっているのでしょう。
人から敵意や悪意を向けられることは、恐ろしいものですよね。
でも、あなたがそれに「振り回される」必要はないんですよ。
そもそも「表情」や「雰囲気」「言葉」などを使って人を威圧し、思い通りに動かそうとするような人は、本当にあなたが求めていて必要としている相手なのでしょうか?
無用なトラブルを避けようとする気持ちも、もちろんよく解ります。平穏に生きるために、主張を抑えて相手にそつなく合わせることも、必要なことだってあるかもしれません。
しかし、あなたが心を殺してまで、その相手とのご縁は守り通す価値があるものかどうかを考えてみてください。
合わない人も、会う人もいる
世の中には、本当にさまざまな価値観を持った人がいます。
すべての人同士が、同じ価値観で分かり合うことなど、無理と言うもの。
であるなら、あなたは本当は「あなたらしく輝いて生きる」ことを自分に許して、それを応援してくれたり肯定してくれる人とのご縁を探すべきだとは思いませんか?
違う意見の人とも、価値観が合わない人とも、戦って打ちのめす必要なんてありません。
ただ、距離を置けばいいのです。
関わりがなかなか断ち切れないという相手であるなら、必要最低限の関係性に留めて、自分の心を守るパーソナルスペースを取っておけば大丈夫。
自分の心を大切に、思うままに生きてみれば、誰かには好かれるかもしれませんし、別の誰かには嫌われてしまうかもしれない――これは当たり前のことなんです。
自分の心を偽って過ごさなくても、言葉や態度や行動の選び方などで、敵をなるべく作らずに済む方法だってあります。
むしろ、たくさんの人とのコミュニケーションを通じて、私たちが学んでいくべきなのはそっちのスキルなのではないでしょうか?
自分を偽って、相手と同じ価値観であるように見せかけるための「鎧のスキル」ではないはずですよ。
人は案外、他人を気にしていない
世の中を少しでも明るくする言葉たちを、心を込めて多くの方に届けていきたいと思います。 紺野うみの活動を応援していただけますと、大変うれしく思います!