手紙についての所感

応援部には、名刺の裏にメッセージを書いて、差し入れを贈るという文化があります。

私は、この文化が好きです。

手書きをすることが、好きです。

すこし手間はかかるけれど、そのひとのぬくもりが、感情が、愛が、伝わると思っています。

字って良くも悪くも”その人らしさ”が詰まっている。

だから、手紙には意味があると思っていて。

まず、相手のことを考えて字に落とすという行為を必ず経由する。それだけで嬉しい。

自分と顔を会わせていない時間に、相手の時間を少しでももらっていることになりますよね。プレゼントも、お土産も、そう。

何をもらうかというよりも、わたしを思い出してくれた時間が本当の醍醐味だと思う。

時間は誰にとっても平等だからこそ、費やすことには一種の価値が発生すると考えています。

だから、私は丁寧に書きたいです。

誰にでも書けるようなテンプレートの文章ではなく、あなたと私だけの間柄だからこそ伝えられる、あなたに寄り添った文章を書きたい。

本質のつまった、中身のあるものを、あたたかく、伝えたい。


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