『49』とかいう神ドラマがるーみっく好きに刺さった話

まずOPの「私のオキテ/チキンバスケッツ」が始まった時点でものすごい郷愁に襲われた。
♪時間かけて手にしたパンならば〜ドラファレシソド(たぶん調違う)←ココ!!この音色、らんま感ありすぎるんだけど何で?リトル⭐︎デイトとか、イコールロマンスとかか……?
てか一番最初のパーカスもらんま始まる感エグい。

(なお、49は2013年のドラマで、らんまのアニメが放送されていたのは1990年ごろ。)

設定も、大雑把に言えば両方とも二重人格モノ。
49は魂ごと入れ替わってて、らんまは性別が変わるだけで、どっちも正確には二重人格ではないけど。

そして一番るーみっくを感じたのが、テニス部の先輩。。『めぞん一刻』の三鷹すぎる。キャラクターの背景(家庭環境など)は違うが、テニスコートから登場して主人公をテニスコートから締め出す感じと、セリフの言い回しが三鷹すぎた。

では加賀美暖は五代くんなのかと言うと、そういうわけでもないのだが。暖のヘタレ具合は五代くんの比じゃないね…

ああ、でも。最終話で、暖がサチを道連れにしようとした父の魂を破って出てくるシーン…良かったなぁ〜。
めっちゃ手に汗握っちゃったねぇ。
敢えてるーみっくで例えるなら、なんとなく桔梗とかごめを思い出したり、ね。魂とか運命を突き破る。


ところで、暖(父)とお母さんの2人のシーンが一番ギュンギュンした。佐藤勝利天才だよ……本当に……。
ワイングラスを置かせる仕草(最高)(鬼リピ)からの、
「綺麗になったよな。」
「綺麗だよ……。」

んなぁああああ!!!

死!!!!!!!!!!!!!!!


めちゃ「夫」の顔するやん………………
しぬ良すぎ……………………


サチが「死んじゃったら、もう誰もその人を超えられないよ……。」みたいなことを言っていたが、ここでもめぞん一刻を思い出した。
このドラマを踏まえて、めぞん一刻のラストシーンはますます輝くなぁ。これ言いたいなぁ。言いたいけど…言ってもいい?
これからめぞん一刻を読む予定があるという稀有な人は、次に貼る画像を見ないでくださいね。

これね…………

いや本当に名作……大好き。


マナが暖に惚れる前のシーンの「と、見せかけたりして…」も良すぎたねえ。
「長く生きてりゃ色んな女に出会う」とかなんとか言ってたけど、わりと毎話毎話ずーっと「愛子も…」「愛子は…」って奥さんとの思い出を反芻してたの、良きだったな〜。



そういえば、最終的にテニス部の先輩とマナさんでエンドなの、意外だった。
だって、マナさんは母親も姉も気づかなかった暖(父)と寒(息子)の違いに敏感に気付いて、絶対に間違えなかったから……。最初は反応しなかったのに途中からNGにもなった(=誰でも良いわけじゃないかつマナを気になり始めたってことだと思った)し。
まぁ、サチもちゃんと見分けていたけど…端的に言えばパパの身代わりになれ、みたいなかなり酷い追い詰め方をしたから…サチ&暖エンドってわけでもなかったのは良かった。誰ともちゃんとは結ばないっていうの、勝利さんの扱い方を分かってらっしゃる……。ありがたい(小声)



うああ。飛び降りるときに、お父さんが守ってくれる、何回でも。って思ってた後出しの暖を思い出した……。ンンンめっちゃ綺麗にまとまったドラマだあ……

ただずっと疑問だったけど、大学の美術部で勝利さんに半裸のモデルやらせる必要あった?必要はなかったよね?需要はあったけどね?
あとチキンバスケッツが女装なのもただの性癖だったよね?
「一度にたくさん言われても〜頭になんか入らない〜」と流れ出すたびに、「マジでそうなんですが〜〜」と思っていた。

書きながら私のオキテを聴いているが、
「ブスって言ったらころすから〜」とか、
「人間をやめなよ〜」とか、
どストレートすぎるシンプルなわがままが、いかにも平成全開で愛おしい。

てかこの曲めちゃくちゃ好きなんだけど。
私この曲を聴きたすぎて、セクセカ買ったよ。そしたらドゥバイのドキュメンタリーも見れて最高だったよ。

私のオキテに従えば〜おかわりは自由よ〜〜

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