多面的なのに

山田涼介主演俺の可愛いはもうすぐ賞味期限がスタートしました。可愛さを武器に生きてきた主人公がその可愛さを失ってしまうという悲劇的喜劇みたいなドラマ。未来からやって来た自分に言われる。もうすぐその可愛さ無くなるよと。そのおっさんがなんと古田さんだぜ。山田くんが古田さんだぜ。そりゃないぜセニョール。ケーシーさんもびつくり。このカッコよかったけど、じゃなくなったパターンはよくあるが、その逆、じゃなかったけど年取ってカッコよくなったよね、とか言われる人は少ない。そんな人に私はなりたい。雨にも負けずに。
それはさて置き、人はその人の特徴的部分を観てその人の人格を決めつけてしまうがそもそも人は多面的でいろんな要素から作られているもんだから特定するのは至難の業のハズ。しかし安易に決められる。それはその人に興味がない証拠だ。面倒なんで決めつけわかったように自分の中でカテゴライズしてるだけの話。
可愛さだけで生きてる人なんていない。自分ですら自分が分かってないのだ。いや、自分だからなおさらわからんのかも。
何年後、何十年後の自分が現れた時頼むからがっかりさせんでくれ、俺。
と思わせてくれるドラマです。
優しさあふれるロボット女芳根さん演じる真田和泉と山田くん演じる丸谷康介のかかわり方が面白そうですね。

関心持ったらいろんな部分が見える。対象物は変わらないが己の意識が変化するんだ。関心を持つ、興味がわく、すべては己に返るんだと思う。