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クール・ジャパン!in 渋谷

記念すべき第一回親子旅は東京。
大学〜社会人になって結婚するまでは東京で暮らしていたので土地勘がある。そのほうが初めての親子旅には良いかなと思って決めた。
何より、地方で暮らしている私にとってコロナ禍で飢えていた都会の空気を吸いたくて、我慢の限界だった。

今回親子共にヒットしたのが渋谷。
2日連続で訪れた。
まずは息子が行きたがっていた「NintendoTOKYO」 
ゲームソフトのキャラクターグッツがたくさん売っていて、そこでしか買えないものもある。

開店と同時に行くとすでに混雑。驚いたのは外国人観光客がほとんど。
息子はもちろん喜んでいたけど、ゲームを愛する彼らからしたら夢のような場所だと思う。
日本に来てニンテンドーショップに行くんだ!と計画して来日してくれたのかと思うとなんだか嬉しい。
そして同じフロアにはポケモンセンターとマンガのショップがいくつかあった。ゲーム、漫画好きにはたまらないフロアになっていた。

わーいろいろある〜あわあわ。

2日連続行ったワケは、たまたま見つけたゲームの無料体験をしたいからという息子のリクエスト。
家でもできるやないかい!とツッコみたくなるが、まだ持ってないソフトを体験できるとかでやりたかったそうで。


ちなみに一人1プレイで交代なのですぐ終わる。

旅の中で子供のリクエストに応えることも親子旅の楽しさの一つかな。リクエストの内容はどうあれ、自分でやりたいと思うことがあるのは子供の成長でもある。目的を持って支度をして電車に乗っていくというのもワクワクする。

そして渋谷でもう一つ楽しんだのはスクランブル交差点。あんなに人が押し寄せてくる経験は子供たちにはない。子ども二人連れてうまく渡れるかな…そんなこと住んでいたときは考えもしなかった。 

そこで、「ペンギン大行進作戦!」を思いついた。マリオのミニゲームにペンギン大行進と言って、押し寄せてくるペンギンをうまく避けてゴールまで競うゲームがある。

「今から信号渡るけどすごい人が向かってくるからペンギン大行進みたいに進むんだよ」と子どもたちに伝えた。するとそれが大ウケ!
ゲームのようにペンギンを(人)をどんどん避けて楽しんでいる。
すると難なく渡りきって、楽しかったぁ!と喜んでもらえた。

振り向けば、外国人観光客がスクランブル交差点の真ん中で写真を撮っていた。正直、私も同じことをしたかった。スクランブル交差点は立派な観光名所だ。

進化中の渋谷駅周辺と桜

今回訪れたのはニンテンドーと渋谷駅周辺。
たったそれだけ?と思うかもしれないが私達親子には十分だ。自分たちの住んでいる場所にはないものがたくさんあった。都会的キラキラ感。それらを見るだけで充分に楽しめた。
そして何より面白かったのが青春時代を過ごした渋谷に、我が子といるなんて!新鮮だった。

私は嬉しくて楽しくて渋谷の写真をたくさん撮った。お上りさん状態だったけどそんなの関係ない。
渋谷の景色に子どもが写ることがおもしろくて。


隣で同じく写真を撮っていた外国人観光客と思わずハイタッチしたくなった。「シブヤ、サイコーだね!」って。
彼らが見ているシブヤと私の渋谷は全然違うものだと思うけど。

渋谷を訪れて以来、テレビの天気予報の背景にスクランブル交差点が映る度、「ママ!しぶや!」
と教えてくれる息子。

自分の思い出の場所を子どもと訪れる楽しさもあることに気がついた。

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