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工作/アクティビティ/あっという間に時間が過ぎちゃう!『コロコロアート』

皆さんこんにちは!午後にコーヒーを飲むと、必ず夜眠れなくなってしまう作業療法士の「ゆうた」です。

今日は、『コロコロアート』というアクティビティをご紹介します!
これは、誕生日会等の装飾で使うフラワーペーパーを使ったモザイクアートです。このコロコロを作る作業がかなり簡単なので、片麻痺の方から高齢者、小児までできるかと思います。そして、あっという間に時間が過ぎます(笑)

ー必要物品ー

・フラワーペーパー
・画用紙(作るサイズに合わせて数枚)
・スティックのり

ー方法ー

①フラワーペーパー1枚を四つ切に切ります。

②手やテーブルを使って紙を丸めてたくさん作ります。(片手でも両手でもできます。)

③使用する色ごとにコロコロを分けます。

④画用紙に色鉛筆で模様を描きます。
 (今回は、画用紙を4分割にしています。何の絵だかわかりますか?(笑))

⑤模様に合わせて丸めたコロコロを貼り付けます。

⑥切り分けた画用紙を合わせて完成です!!
 (正解は、アマビエちゃんでした!)

ー特徴ー

①手軽に取り組むことができる
このコロコロを作る工程が、単純作業の繰り返しなので、工程が覚えにくい方や手作業が苦手な方でもストレスなく作ることができます。また、離床をして何もすることがない時やもう少し離床を促したいって時の離床継続の動機付けにもなるかもしれません。僕も気づいたら1時間半ほど作り続けてました(笑)

②共同作業ができる
かなりの量のコロコロを作るので、皆で取り組むことを促しやすいことも特徴です。また、切る人、丸める人、貼る人と役割を分けて、自分ができそうなところだけ行ってもらうこともできます。しかし、今は集団も行いにくいと思います。そういう時は、画用紙を分割して各々で作成すれば、その場では一緒に作業できなくても、最後に画用紙を合わせて皆で一つの作品を作ることもできます。

こんな感じです!
あとは、このアクティビティをどのように活用するかだと思います。
自分は、夕方にソワソワしている方にこの作業を提案したことがありました。そしたら、夕ご飯までずっと集中してコロコロを作り続けてました。「昔はこうやって団子作ったから得意なのよ。もっとないの??」と得意げに話してましたね。いつの間にか、その人を中心にその机の他の患者さんも一緒にやることが習慣になったりもしてました(笑)

また、A3画用紙10枚分くらいの超大作を作ったこともありました。その時は、「病棟の看板を作ろう!」と提案して、興味ある方を集めて1か月くらいかけてコツコツ行いました。なんやかんや最後の方は「間に合いそうか?俺も手伝ってやろうか??」と、ロビーにいる人皆コロコロしてくれました(笑)「これが私の仕事だから。」と言ってくれた方もいらっしゃいましたね。

ぜひ、「何を作るか」「何を目的に作るか」を意識して活用してみてください!!!

皆様からもレクやアクティビティのアイディアを募集していますので、気軽にご連絡お待ちしています!!
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