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環境に抗う悪の華、ヴィラン連合ヌメロンエルドリッチでマスターランク連続Tier1!2024/2

1.はじめに

マスターデュエル初期には沢山いたエルドリッチも逆風に次ぐ逆風でほとんど駆逐されました。が、ここにしぶとく使い続けているものがいるぞ!という事で最新版の抗うヴィランデッキの紹介です。

2.メインデッキ解説

この項目ではマスターデュエル2024年1月2月環境で使用して最高ランクに到達した上記構築の解説をしていきます。
デッキ構築で意識した事は"手札誘発を多く採用し先行後攻両方に備える"です。
先行デッキとしても後攻デッキとしても見劣りする環境外のカジュアルデッキの活路は手札誘発の多いバランス型構築にあると考えます。

デッキのバランスです。
テクニカル要素とコンボ要素の強いデッキとなっております。
このデッキを崩すには先行なら制圧力の高い、後攻なら突破力の高いデッキが有利ということになります。
逆にコンボやテクニカルなカードを多く採用するデッキとは良い勝負になります。
それでは各カードの解説をしていきます。

《機械仕掛けの夜ークロック・ワーク・ナイトー》

戦闘能力の向上だけでなく環境のラビュリンスや烙印に対する種族メタとなります。加えて永続罠の拘束力強化と至れり尽せり。最強永続魔法ですが発動にターン1制限が付いているため2枚です。

《黄金郷のコンキスタドール》

なんとも微妙なパワーですが永続罠下においては最高永続罠に変わります。2024年2月晴れて釈放となりましたがコンボパーツで事故軽減のため2枚です。

《紅き血染めのエルドリクシル》

エルドリッチの初動となるカードですが立ち上がりが遅いのと重ね引きが弱いため2枚です。
2枚は少なく感じるかもしれませんが丁寧に使えば十分だと思います。

《黄金卿エルドリッチ》

破壊しないモンスター除去、コストさえあれば何度でも立ち上がるガッツを見せる不屈の王は2枚。
深淵の獣やDDクロウがいて墓地は危険地帯ですがクロックワークナイトによりフィールドでの継続戦闘能力が上がりました。
慎重かつ大胆に使っていきましょう。

《ヌメロン・ネットワーク》

先行では戦略を練る為に使い、後攻では捲りとして、時にはエルドリッチのコストとして活躍する究極フィールド魔法。このデッキの核となるカードで3枚必須です。

《ヌメロン・ウォール》

ネットワークへのアクセスだけでなく②のキル妨害としての面も優秀。初動となる重要なカードなので3枚です。

《スモール・ワールド》

万能サーチ。状況に応じてラヴァゴーレム、ヌメロンウォールなどに変換します。妨害を踏んでも1枚で済むので使用してその次第で戦略を練れる最高魔法。
引きたいカードですがモンスターの総枚数が少ないため2枚に減らしています。

《ヌメロン・ダイレクト》

必須カードで事故要因でもありますが手札発動は墓地へ送れない時や幽鬼うさぎをケア出来るので事故と感じるのは2枚目のイケメンダイレクトか他手札の影響が大きいです。必要最低限の2枚。

《ハーピィの羽箒》

ヌメロンにおいて相手のバックは脅威です。
後手捲りの確率を高めるこのカードは必須でしょう。

《ライトニング・ストーム》

2枚目の羽箒。
使う場面は無くなってくるので若干の事故要因ではありますが本当にイケメンな時はあるので1枚。

《コズミック・サイクロン》

現環境では超重、ラビュリンス、烙印と幅広く見れる至高の速攻魔法。神碑、メタビにも効く!
背中の痛みにも効くかどうかはわかりませんがバック除去は他にもあるため2枚。

《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》

赫ける王の烙印に対する回答になります。
ヌメロンとも相性がよくスモールワールドでサーチ出来るため必要最低限の1枚です。

《妖精伝姫ーカグヤ》

下級アタッカー、ヌメロンの露払い、うららチェック様々な面を持ちます。2枚あれば十分に役目を果たすでしょう。

《妖竜マハーマ》

奇襲の1枚。足りない火力を補います。
ダイノルフィアも一定数いるので決定打になります。

《増殖するG》

遊戯王最強カードですが環境的に効果の薄いラビュリンスと烙印がいるのと重ね引きが弱いため2枚。

《灰流うらら》

これも現代遊戯王の双璧といえるカード。
減らす理由は無いため3枚です。

《墓穴の指名者》

極悪速攻魔法は最大数の2枚。
自分のターンにおける標的は灰流うらら。
Gは甘んじて受けます。

《無限泡影》

三戦の才、号があるため相手ターン中は出来ればこのカードで止めたいところ。
基本ノーガード戦法のヌメロンと相性も良いのでフル投入の3枚。

《スキルドレイン》

現代遊戯王を否定する究極永続罠。
拘束力はこのデッキ随一ですが過信は禁物です。

《センサー万別》

クロックワークナイトがあれば本来発動出来ないコンキスタドールが使えます。
ヌメロンの足を引っ張りますがその拘束力の高さ故使用します。

《群雄割拠》

ヌメロンやエルドリッチの邪魔をせずに相手を縛れる偉いカード。効果の無い相手もいますが生命線の1つです。

《醒めない悪夢》

永続やフィールド魔法を割るのに使います。
ペンデュラムデッキを超重ほか度々見るのでこれ1枚でイージーゲームになる事も。

3.EXデッキ解説

《No.各種ゲート・オブ・ヌメロン》

必要最低限の4種2枚ずつです。リンク体も重要なので3枚は入りません。

《CNo.1ゲート・オブ・カオス・ヌメロンーシニューニャ》

状況打開の選択肢として1枚必要でしょう。

《鎖龍蛇ースカルデット》

先行ヌメロン時の2択の1つ。
手札を整え相手ターンに備えます。
墓穴の指名者があるなら積極的に狙っても良いかもしれませんが相手のデッキ枚数に注意。
60烙印の場合メガトンゲイルの方が良いことも。

《無限起動要塞メガトンゲイル》

先行ヌメロン時のもうひとつの択。
モンスターに無類の強さを発揮しますが相手のバック、エクシーズ体に注意。
おかわりが欲しい時もあるので2枚です。

《召命の神弓ーアポロウーサ》

黒魔女の登場でメガトンゲイルの信頼が揺らいだ為の採用となります。単騎で立ててもあまり強くありませんがスネークアイには強く出れます。

《照耀の光霊使いライナ》

エルドリッチの能動的墓地送り、カグヤのサーチのため1枚採用。

《閉ザサレシ世界ノ冥神》

このカードで捲る場面は多いです。
複数枚入れたいところですが状況が召喚コストを許さないことも多々あるので1枚。

《トロイメア・ケルベロス》

滅多に出ませんがモンスター除去の手が足りない時に必要。

4.不採用となったカード

《惑星探査車》
ヌメロンへアクセス出来ますが無限泡影の的であり、リンク体を出す前にニビルを踏みます。
クロックワークナイトでサーチしてもそれらによってディスアドバンテージが膨らむことにより結果的に荒いプレイに繋がります。

《ビッグ・バイパーT301》
ヌメロンで決めきれなければリンク体を出せないことに加え、単体パワーとしてカグヤに劣るので不採用となります。

《アクセスコード・トーカー》
欲しい場面はありますが滅多なことではないです。

5.環境デッキ対面

【超重武者】
コズミックサイクロン、墓穴の指名者、スキルドレイン、センサー万別、醒めない悪夢、ラヴァゴーレムの計8枚が刺さります。
醒めない悪夢で強力な展開は止まりますが今度はこちらの展開を止めてくるサルトーBに注意。

【ラビュリンス】
コズミックサイクロン、墓穴の指名者、センサー万別、クロックワークナイト、ライトニングストーム、羽箒の計9枚が刺さります。
羽根箒で大体パリンパリンします。

【烙印】
コズミックサイクロン、墓穴の指名者、群雄割拠、クロックワークナイト、ラヴァゴーレム、メガトンゲイルの計9枚が刺さります。
メタの数では多く見えますが烙印は動きが止まるというほどではなく、高火力モンスターが並び結果危機的状況になります。
要注意カードに赫ける王の烙印があります。
天敵です。勝てた貴方は偉い。

6.おわりに

解説という割にあまり解説できてないのは許してケロ。エルドリッチをもっと強くしたいと思いたち現状を記しました。ホームページでエルドリッチのコミュニティを作って試行錯誤したいなぁとか考えています。スキを押してくれると励みになります、でわ。

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