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照明の仕方を考えてみた

春は桜、秋になると紅葉がライトアップされて、たくさんの人で賑わっています。きれいだなぁと思います。まだ丁稚のころ人を楽しませるスキルとして身に付けたいなぁとよく思いました。

庭師として独立して有り難いことに庭を造る機会に恵まれ、度々照明の位置について考えさせられてきました。
今回の庭造りではじめて僕が照明の位置を決めさせていただいて、上手くいったんちゃう?と思いましたので、恥ずかしながらご紹介します。

まいどおおきに、上賀茂の庭キチです。前々回お話ししたファンクション[なんのために?]を基準にお話しますが、これはあくまでも僕の意見なので絶対正しい訳じゃありません(笑)とくに照明については大した勉強はしていません。

では、

よく夜間拝観やなんかで観る対象物(桜や紅葉)に直に照明を当てる方法で、観る人にストレートにインパクトを与えることができます。おや!と誰でも目に入る方法です。刑事ドラマで、犯人が暴かれる時の照明みたいですね(笑)

そして、これが後ろから照明を当てて対象物のシルエットを利用する方法です。前の写真よりもインパクトにはかけるかもしれませんが、対象物のシルエットをハッキリさせることシャープに見せることができます。僕はこれを見るたびになんか神々しいラーメン屋やなぁと思います(笑)

三つ目は、壁に向かって照明を当て間接的に空間全体を照らす照明方法です。これは、直に照らすのとは異なり、光を和らげつつ全体を照らす効果と足元にあれば、足元を照らす道しるべとしての効果があります。
ちなみに木に巻きつけてあるイルミネーションは関係ありません。子どもが喜ぶ効果は期待できます(笑)ただし、まめに取り外さないと庭木に食い込んで外せなくなります。

今回の工事した写真です。

全体写真です。三つ照明をつけてあります。足元の照明と壁を照らす照明です。
奥の照明が道を示しつつ主になる石のシルエットをハッキリさせています。
そして、手前の足元の照明は足元を照らしつつ壁を照らしているので、建物の照明による暗がりを防いでいます。
壁の照明も全体を照らしつつ奥行き感を増す効果を期待しています。

欲を言えば照明が明るすぎるので調節ができたらもっとよかった。その代わり石の神々しさが増してます(笑)

反対から見たらファンクションは足元の照明と道しるべ

夜はこんな感じ。(建物の照明はオフ)あぁこのシルエットを魅せたかったんです!
今回の工事で使用した石はどれも良い石で、工事中ヨダレが止まりませんでした。

照明は影も使いファンクションを増やすことが大切だなぁと今回の工事で感じました。灯籠の据える位置を決めるときも同じなんですが、僕のなかではファンクションは大切です。もっとファンクションについて勉強すべきだなぁとも感じました。

悪文最後まで読んでいただきありがとうございました!また見てください。よろしくお願いいたします。

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34歳、兵庫県尼崎市出身。相愛大学卒業後住宅メーカーに就職するも退社。(庭がある住まいは暮らしを豊かにしていく)ことに気づき造園会社で修行後、「子庭庵」開業。体感する石組み「いわしみず」をよく施工する。造り込み過ぎず、感性と生活の変化に合わせて造り変えられるデザインをしています。