「付き合ってあげてもいいかな」第103話。

「付き合ってあげてもいいかな」第103話。

 前回ラストの衝撃的な展開とクリフハンガーで「今回はその結末が観れる!」と思っていたら、またしても今回は「続く」な感じで「ええええ!!!早く続きが読みたい!!!」状態です(^_^;)

今回のエピソード、正確に言うと前半は前回ラストからのみわと環ちゃんのエピソードが続いていて「さぁここから!」って所で後半は冴子と優梨愛のエピソードに(^_^;)

この焦らす感じが作者のたみふるさんっぽいなぁと思いつつ(^_^;)






※以下、ネタバレがあります。




 今回のみわと環ちゃんの部分で言うと、けっこう多くの人が「2人がこれでダメになったんだな」と結論づけてて驚いたかな。

確かに環ちゃんは自棄になってみわを攻めてる感じに見えるし、みわが濡れてることに「怖」と言ってたりするんだが…

だがみわと環ちゃんのパートの最後でどうやらこの状況でみわが「イッた」らしい(おいおいw)事に環ちゃんが驚いてる感じの顔で終わっていた。

さてこの描写が問題なのよな。

個人的にはこのシーンを見て、みわと環ちゃんの2人の将来に希望の光を見たのだ。
どういう事かと言うと…

いままでのエピソードを読んできた限りではどうやらみわは環ちゃんとのセックスでは、冴子とのセックスの時みたいに「イッた」事が無かった様子。なんとか環ちゃんに頑張ってもらったけどイけなかった(逆に環ちゃんをイかそうとして頑張るが環ちゃんが疲れて終わるパターンばっかとか)。

それを考えると、今回この状況でイきたくないのにイッたみわは困惑と辛さと苦しさを感じて闇に意識が落ちていった感じなのだが、もう一方の環ちゃんはこの状況で実はみわがイッた瞬間を初めて見たのでは無いのかな?と思う。

なので「え?」と少し驚いた表情をしつつ「大丈夫?」とみわに声をかけたんだろうな。

これが冴子なら何度もみわがイッた様子を知ってるのでこの彼女の身体の様子が何を意味するのかを知ってるんだろうけど、環ちゃんはそれを知らないので「え?これどういう状況?みわの身体大丈夫なの?」と前回ラストの闇落ちしたようなキャラ状態から一変して目が覚めて、純粋に驚いてるのだろうと思う。

さて、ここから次の展開の想像(^_^;)

個人的には環ちゃんはみわが自分の手でイッたのを初めてみて「え?みわってイクとこんなになるんだ?」と純粋に驚き、それが新たな意識変革になって「え?だとしたら今まで私としてたセックスではみわが満足してなかったってこういう事だったの?」と理解を深めるんじゃないのかな?と。

そしてそれを元に環ちゃんはみわを喜ばせる事の意味と喜びを知って、それまでみわが環ちゃんに合わせて自分を抑えていた事を申し訳ないと思い、もっとみわに感じて欲しいと努力するようになっていく、歩み寄って行くってパターンじゃないだろうか?と。

そう感じたので個人的には今回の展開がバッドエンドではなく、明るい未来の曙光が見えた希望の感じられるエピソードに思えたのです。

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