「付き合ってあげてもいいかな」第99話。感想。

「付き合ってあげてもいいかな」第99話。

 みわと環ちゃんの関係を描くエピソードが続く。

個人的には環ちゃんがこの作品で一番好きな子なので、みわと環ちゃんが最高のカップルになってくれたらなぁと期待しているんだけど、ここのところ2人の性の(性欲の?)不意一致で危機的状況が続いてるのが辛いなぁ。

 今回はまず冒頭。苦しむみわに冴子がかつての恋人同士だったからこそ言える冴子から観た「性欲が強い、けどそれがみわの魅力だ」と言える言葉のフォローの素晴らしさ。

いや、そう言えるんだったらあの当時もっと上手く上手くやってればなぁと後悔するし、いまだにみわと冴子が復縁するエンドもあるんじゃないか?と密かに思っているので、こういうフォローする関係性の深さも「かつて愛し合った恋人同士」だけど「今は互いに別の恋人がいる」って絶妙の距離感での関係性から生まれたものなのか。

 続いてみわと環ちゃんが大阪旅行に行くんだけど、みわの方が環ちゃんに寄って行こうとするあまり、自分を押さえすぎて逆に環ちゃんとすれ違いを始めてる感じで。

これ辛いよなぁ。みわはいつも判断のタイミングと方向性をミスってる感じで、いままで性欲強い事をかなり無自覚に環ちゃんに求めすぎてて、逆に環ちゃんとぶっちゃけた話をした後はショックを受けて真逆に進もうとしている。

旅先のホテルで良い雰囲気になったのにみわが押さえすぎたので環ちゃんが今度は物足りない感じになってすれ違いが…

この場面では環ちゃんが「したかった」とも見えるんだけど、自分に合わせるためにみわが「我慢している」って構図にも辛さと嫌さを感じたのだろうな。

恋人同士って確かに相手に合わせないといけない部分もあるんだけど、それをまともに見える形でやっちゃうと「相手に無理をさせてる」と感じさせてしまう逆効果の部分もあるよな。

今回のエピソードの告知で2人がベッドで見つめ合う場面が使われたので「お!やっと2人がいい関係になっていくのか?」と思ったんだけど、このあとのすれ違いの感じが逆な展開でキツかったなぁ。

さらに!たたみかけるように志帆先輩から連絡が!

って所で「続く」とw

たみふる先生本領発揮な感じで、最後の最後で爆弾投下して平穏で終わらん泥沼展開の予感でのクリフハンガーってさすがだなぁw

さてどうなるか?

個人的には過去のエピソードでは、高校時代のみわと志帆先輩のエピソードが本編(みわと冴子の話)と同じくらい、いやあの当時はそれ以上に好きだった。
だから高校時代のみわと志帆先輩が付き合う所まで行く様子を「if」としてスピンオフでたみふる先生に書いて欲しい!と思ったほど、この2人の高校時代のエピソードが魅力的だったんだよな。

それだけに沖縄に行って告って盛大に振られて死にそうなほど落ち込んでいたみわの姿が辛かったし痛々しかった

なので、個人的には「みわ・環」カップルに成就してもらいたい派なのだが「ここでみわが志帆先輩にちょっかいだして志帆先輩もああ言ってたのにみわに寄って行って…っ泥沼展開があってもいいかも?志帆先輩好きだし!」とか思う自分の悪魔の部分が頭をもたげてきたりするw



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