リバーシブル・リヴァース (何かの逆)

リバーシブル・リヴァース (何かの逆)
リバーシブル・リヴァース (何かの逆)

此の世の何かで惑う虚ろな人等は
絶え間ぬ慾苛まれ心掻き毟る

果ては三途川
越すに越されなや

上れど上れど果て無く 何処へも着かぬ
無上の無情に堕ちちゃって 末期迄戯れ

僕は誰哉(お前は)
本当の僕は何処(そんなじゃ)
繕う自分(ないだろ)
演るは遣らずもがな

己で絞めるの(何の為)
人とは所詮無性(解らぬか)
何を見て居るの(定まらぬ)
何も見て無いの(己しか)
(流るるよ三途川
流るるよ人等)

逝くは黄泉比良
渡るアケローン川

嫌やと嫌やと言う許り 成れの果て悲惨
言わぬが花だと知らないで つい棘を刺してく

洋の東西問わず(問われて)
童話に並んだ業(解らぬ)
結局同じだと(人とは)
漸と解った気が…

いっつも楽な方が良い何て其れ
問屋が卸して呉れる事何て無いんだから
(何にも 考えて無い
皆 堕ちて逝く
…堕ちて楽し…)

何処迄堕ちるの(問われて)
人とは何でしょ(解らない)
底無しの人等の(気付かず)
其の手掴む場所(誰の首)
(流るるよ三途川
流るるよ人等)

嗚呼、朽ちて仕舞えば良いよ
人は此の世で終ぞ解らない儘…逝く…


本歌
上坂すみれ
「リバーサイド・ラヴァーズ(奈落の恋)」

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