3本目:『ザ・エージェント』

2018年3本目はキャメロン・クロウ監督の『ザ・エージェント』をDVDで鑑賞。金曜の仕事帰りの深夜、なんとなくいい感じの映画を観たくなり、昔観て感動したこの映画を手に取りました。

トム・クルーズ演じる主人公のジェリー・マグワイアは大手のスポーツエージェント会社に勤務していたが、ある日、あまりにも多くの選手をマネジメントすることに疑問を持ち、「契約選手の数を減らして丁寧にマネジメントしよう」という提案書を会社に提出したことから会社を追われ、落ち目のアメフト選手と、唯一共感してくれた同僚のドロシーと共に再起にかけるというストーリー。

以前この作品を観た際は、完全にトム・クルーズを応援していた。社会人歴がまあまあ長くなってきたからか、それは無謀すぎないかと、以前と比べて感想が変わってきていた。でも、こういうタッグを組んで成功を目指すのは、変わらず憧れるなぁ。

僕はキャメロン・クロウ監督が描く、みずみずしい会話シーンが好きで、『あの頃ペニー・レインと』のラストシーン、「What do you love about music?(音楽のどこが好きなの?)」「To begin with... everything!(まずはじめに・・・全てさ。)」というやりとりには、当時大変感動した記憶がある。

今作では、トム・クルーズが、レニーゼルヴィガーに言う、「You complete me.(君が僕を完全にする)」というセリフがこの映画の一番の見所だと思う。

こんな言葉、言ってみたい。でも絶対言えない。トムしか言えない。でも映画の中で観ると、やっぱりジーンとくるもので。初めて観た時からとても思い出深いセリフとなっている。

今自分が、エージェント業をやっているなんて知ったら、この映画を初めて観た時の僕は驚くんだろうなあ。

Twitter(@konishi36)もやってます。

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