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人生回顧〜大学時代①〜

幼少期から追っていくんじゃなくて、敢えて後ろから振り返っていこうかな。特に理由はないけど。

子供の頃から勉強はそこそこできる方やったから、まぁ大学ぐらいは行くやろな〜って漠然と思ってた。
高校も偏差値50〜55ぐらいで、そんなめちゃくちゃ進学校ってわけでもなく、みんな好きなとこ行くって感じで。でもそこそこできる生徒には国公立目指してみようねーっていうぐらい。俺も進路相談の時はそう言われたけど、5教科全部勉強するのがほんまに嫌で、そもそも3年になる時点での成績、英語以外ほぼ全部赤点ギリギリ〜50点ぐらいやったし。結局3教科でいける私立大学を目指すことにした。ほんまは家が近いという理由で関西大学に行きたかったけど、なんか同志社大学も1個だけ通ってて、大人がみんな同志社にしろって言うから同志社にした。まぁこれ以上書くとそれはもう高校時代編になってしまうから受験のことはこのへんにしておこう。

2013年4月、晴れて同志社大学法学部政治学科に入学。ワクワクが止まらんかった。入学式は京田辺キャンパスという超広大な土地で行われた。高校卒業後すぐにした茶髪パーマとミスマッチなシンプル黒スーツを纏って、サークル勧誘のビラアーチ(若しくはビラシャワーともいう)をくぐり抜けた。
無駄にこういう格好付けた表現はやめよう。柄じゃない。

入学式がある体育館までも結構歩かないとあかんくて、その道中はたくさんのサークルから勧誘を受けた。いわゆるイケイケ系のテニスやフットサルやスノボ、真面目系の古都研究会とかもあったなぁ、あとは体育会系ね、メジャースポーツは基本セレクションやから勧誘は無くて、入学式に勧誘を頑張ってるのはボート部とかヨット部とかの初心者多めの部活。部活は中高でウンザリやったから基本無視。無視とまではいかずともすぐに断ってた。今思えば申し訳ないけど。

ほんまに無数のサークルがあって、テニスサークルだけでも100個あるっていう噂やった。実際は50〜60。それでも多すぎるけど。
その無数の勧誘の中でもやっぱりあのテニスサークルの方言美女3人組は今でも覚えてる。色白の肌に綺麗な少しオレンジ系の茶髪。いわゆる量産型女子。白いヒラヒラの服の上にサークルオリジナルのパーカーを羽織ってた。見た目はともかく方言が可愛い。初めて生で聞いた博多弁。なんやアレは。もちろん他の地方の方言も素敵やけど、あの博多弁はすごかった。絶対このサークル入ろって思った。

入学式が終わって、最初の1週間は基本チュートリアルとして、大学の設備の案内やら履修登録の説明やらを、受ける。入学式は京田辺キャンパスやったけど、法学部の学生が通うのは今出川キャンパス。京田辺は田舎に広大な土地。打って変わって今出川は、京都御所の傍にヒョコッとある感じで少し狭め。

参照画像:Googleマップより転載
今出川キャンパス。この建物ほとんど重要文化財。
いいキャンパスやったなぁ

何がすごいって、駅とキャンパス繋がってんのよね。入学式があった京田辺キャンパスは"同志社前駅"って名前のくせに、駅から15分ぐらい坂登らなあかんのやけど、今出川キャンパスは、今出川駅の改札出たらもう校舎。駅近最高。

結局、使う路線の都合上、俺は今出川駅じゃなくて、キャンパスから徒歩15分の京阪出町柳駅から行ってたから、遠かったんやけどね。まぁどうでもいいよな。

上記の入学後1週間もサークル勧誘は続く。基本的な流れとしては、キャンパス内で新入生に声をかけて、ラウンジで喋りつつ履修登録教えて、昼ご飯ご馳走したりして、ついでに連絡先を聞いて、体験入会的なイベントに来てもらって、正式入会へ、と言う感じ。今思えば宗教とか怪しいビジネスと変わらんよな。

俺はもちろんあの方言美女のいるテニスサークルに入ろうとしか考えてない。キャンパス内にいながら、大事にとっておいたビラに書いてある電話番号に電話をかける。
…応答無し。まぁしゃーない。あとでかけよう。
2回目。
…応答無し。まぁまぁ忙しいんでしょうね。
3回目。
繋がった。「ありがとう!ちょっと今忙しいから、今日中にまたかけ直すね!」
なんでやねん!今すぐラウンジで履修登録教えてくれよ!!!!!!昼ご飯ご馳走してくれよ!!!

結局次の日まで電話はかかってこなかった。
もうその時には方言美女とかもどうでも良くなってた。
翌日、経済学部に入った高校の同級生とキャンパスを歩いてたら、茶髪の美女に声をかけられた。例によって白のヒラヒラにサークルのパーカー。別のテニスサークル。
一度本命にフラれている俺はもうどこでもいいやっていう状態になってるから、懐疑的ではあった同級生を俺からも説得して、ラウンジについて行った。
昼ご飯をご馳走してもらい、履修も少し見てもらって、雑談をした後、連絡先を交換。王道の流れ。

先輩方ともなんとなくウマがあったのか、そのままとんとん拍子で入会した。なんだそれって思うかもしれんけど、ほんまにそうやから仕方ない。
他のサークルも見てみるとかも無くて、もうここでいいやーって感じ。
あの方言美女の件が無かったら、たぶんもっと吟味してたんやろうけど、上述の通り一回フラれてるからテキトーになってた。


ここまで約1週間の話やのにもう2000字いってる。しかも勉強とかお笑いの話一切無し。サークル選びだけで。
こっからどう書いていこうって思うのと同時に、大学時代あんなに辛かったレポートも2000字やったのになぁという何とも言えない感情も湧いてる。
好きなことについてなら何文字でも書けるよね。
そう、好きなこと。つまり自分のこと。

きもいでしょ〜

つづく

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