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【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 拙僧の息子(次男)が、四国霊場の歩き遍路に。1周1400キロの歩きで、遭遇した様々なご縁を今回はその1部を。

拙僧の息子(次男、30歳)は現在、四国巡拝中にて。コロナのお陰でリモートでの仕事が出来る様になり、歩きながら仕事を。愛媛県の某遍路宿から電話があり「父さん、部屋の窓が開けられんのよ。窓いっぱいにカメムシがへばり付いていて」と。「今年は、大量発生してるらしいもんな」「大量発生は、年によっても異なるんだよね。基本、冬以外はウロウロしている虫だけど、大量発生するは、初夏から秋に掛けてみたいだよ。カメムシは刺激(攻撃されたと認識)を与えなければ、匂いを出す事はない、という事だもんね。ウルトラ害虫という可哀想な通り名を与えられているが、まあ、それも仕方のない事なんだが。農家(果樹園含む)の人達にとっては、死活問題になるからね。僕達一般は『臭い』だけで済むけど。ところで父さん、こんな話を知ってるかい。カメムシを密閉容器に入れると、自分の出した匂いで死んでしまう事がある、という事を」と。

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