親友(したとも)追加していい?

友達が「前に私のベスティがさ〜」って、地元の親友の話をするたびに羨ましく思います。多分幼い頃からずっと一緒で小中学が同じで。なんなら高校も一緒か、違う高校でもずっと仲が良くて。私にはそんな友達がいませんから、すごく羨ましいです。
昔からニコイチが羨ましくて、そういう人たちのことを親友と呼ぶんだぜって心の中のサンボマスターが言ってました。でも自分にとって1番仲のいい友達にはその子にとって私以上に仲良い友達がいて、相思相愛にはなれないんですね。もどかしいようなメンがヘラなような。
でも親友ってなんなんでしょう。産まれた病院が同じで同じ団地に小さな頃から住み、幼稚園から小中高校まで同じなんです!っていう幼馴染タイプもあれば、20歳の頃に出会ったけどもう毎日一緒にいるっていう大人からの付き合いタイプもあるような。親友の数ほど親友のタイプはあります。
じゃあ親友の定義って?幼馴染だったら親友?学校生活をニコイチで共に過ごしていたら親友?趣味も価値観も合ったら親友?インスタのストーリーの親しい友達に追加するから親友?これも親友の数ほど親友のタイプがあるんですね。
じゃあ私に親友はいるのかと聞かれると、いません。たぶん。小学校の友達はほぼ連絡取らないしあの時仲良かった友達でも今何してるかも知らない。中高(一貫)の友達は連絡もたまーに取る子は取るし、インスタも繋がっているけれど果たしてその中に親友はいるのかと聞かれるといないと思います。うーん。

これは1つのパターンですけど、親友って当事者たちが「私たち親友だよね!」って常日頃から言い合ってる、わけではないんですね。だけどその間柄には普通の友達には無い、特別な、親友っぽい何かが流れている。それを見て第三者が「あの子たちは親友だから」って言ってる。他人が勝手に決めてやっと彼らに親友という関係が成り立つんです。だからもし自分は「誰とも親友とは言えないな」と思っていても誰かからすれば「いやあなたは◯◯と親友じゃないの」ってつっこまれるかもしれない。あなた自身が自分に親友がいないって思ってることは至って普通なことなのかもしれないんですよね。
でもたまに「うちら親友だから!」っていつかの一期一会(平成のギャルがいっぱい出てくる本)みたいなバイブスの関係を見ると羨ましくなるし、それはそれでお互いが親友って認識しているタイプの親友なんだなーと思います。
こういうことをずっと考えていたから親友の定義を色んな友達に聞いてみたら、その定義も、まずその人の親友の有無も全然違いました。そりゃそうですけど。十人十色だから面白いのもわかるけど人と人の関係って人の数より多いからそっちも面白いな〜不思議だな〜と思いました。

関係ないけどインスタのストーリーで親友(親しい友達の略、したとも)に追加されてたらめちゃくちゃ嬉しい。だから私も好きな友達は親しい友達に追加します。そしてそこには面白いストーリーを共有したいからちょっと凝る、頭使う。あなたのストーリー見るの好き!って言われるともっと嬉しい。もっと頭使おうと思う。
インスタおもしろい

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