見出し画像

からだとわたしのコミュニケーションエラーを手放し、身体とわたし(脳)を結ぶ軸を通すこと

子どもの頃から今に至るまで、無意識・無自覚に、そして自動的にからだの使い方を得てきました。


幼少期は、見よう見真似で動きの原型を作る。


年頃になれば、自身のからだがどうなっているかについて華麗に無視を決め込んでは、憧れの誰かと同じやり方でダイエットを必死に頑張ってきました。


また、年頃になれば、夢中になってやってきた大好きな部活動。監督やコーチからは、何度も見て覚えるように言われ、動きの評価は指導者の感覚で行われてきたのではないでしょうか。


あくまで特定の種目が上手くできるような教えであって、日常生活をする時には、偏った動きはスポーツ特有の動きの癖が定着しまい不便になることもあります。

様々な要因によって、作り上げられた今の身体の使使い方は、私(脳)がイメージしている所と実際に在る所には誤解が生じています。


この誤解を紐解きながら、もとより備わっている、身体が本当は知っている動きを再確認しながら、再構築して行きます。

身体のどこに何があるのか。

わたしの持っているイメージと本来ある所を
言葉にしながら、イメージから明確な場所に覚え直して行きます。


私たちの身近にある携帯であれば、アップデート(不具合の修正)にあたります。


やり慣れた動き(=癖)は、自分自身では気づき難く、誰かに言われてハッ!っとする事があると思います。


父親から言われた何気ない一言
「お母さんに似てきたな」だったり、

子どもの一言や動きで初めて気づく
「あ…それ私も使っている」


慣れ(癖)はわたしにとっては、とても楽なものです。なぜなら、意識をしていないから。
ただし、身体からしてみれば慣れ(癖)は時に
身体を痛めてしまいます。


1日のやることを終え、一息つく頃には
慣れている楽なはずの動きで生活したのに、なんだかグッタリなんて事ありませんか。


同じ事をしているはずなのに、疲労困憊になる人とそうでない人がいるのは、持っている体力の差もあるかもしれません。ですが、同じ構造(システム)を持った生き物です。


大きな差になっているのは、シンプルに動かし方や使い方の違いにすぎません。


アップデート後は、使い慣れるまで時間がかかりますが、使っていく内にアップデード後に慣れて行きます。

知らなかっただけの使い方をまずは知ること。


その後は、試して使ってみることをしていくと
自ずと身体とわたしを結ぶ軸が出来上がってきます。


軸を持つことで、1日のやることを終えても笑顔でいることができる。元気でいることができる。

1日の終わりの一息つく時間。
あなたはどんな風に過ごしていたいですか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?