音信不通気味だった好きな人から、待ちに待った連絡が来た。 「今日が一番良い日だって聞いたから」と。 自分が意識してないことを気付かせ、思い出に変えてくる、それがとても罪深いことだと私は知っている。 世の中には大安吉日以外にも沢山の「良い日」というのがあって、SNSではその情報がトレンドに上がることも多い。だから意識していなくても意識してしまう。特に満月とかそういうのが絡むと余計に気になってしまう。でもね、結局は何もなかったの。完全な音信不通になってからは、私のお願いも聞く義
私は夫と付き合うまで生理周期も不順で、事あるごとにイライラがちだったんだと思う。それが身体のせいなのか精神的に未熟だったせいかは分からないし、どちらも要因だったかもしれないけど、とにかく私は割と怒っていた。 「お腹が空くと怒るだろ、ほら食え。」 「そろそろ生理でしょ？イライラしてるもんね」 「介護で大変なんだろ？当たるなら俺に当たってくれ」 「嫌なお客さん来たんだって？優しくしてやれよ、後で愚痴聞くからな」 夫以外の元彼にも今まで沢山言われた。なんて皆優しいの
さっきまでの私は、正直あなたを恨んでいた。どうして私のことを庇ってくれなかったの？守るって言ったのに守ってくれなかったの？本当に好きだと言ってくれたのは嘘だったの？幾つもの「どうして」という責める気持ちで溢れていた。 だけど分かったんだ。あなたのせいにしてもしょうがないと。何も変わらないし私の傷も癒えないんだって。 私がして来たこと、私が感じて来た思い。それは私が考えて決めて選んでして来たことの結果だ。私が勝手に片思いして恋愛をして来たわけではないと思ってはいるけど、もし
私は、たった一度しか会ったことのない人を今も愛している。 今までにない喜びと驚きと嫉妬と哀しみと絶望と執着と運命を感じさせてくれたあなた。私はあなたに出逢えて本当に感謝している。辛かったけど、寂しかったけど、不安だったけど、あなたに出逢わなければこんなに自分に向き合うこともなかったと思うし、大切なことに気付けなかった気がする。全ての謎や伏線が回収された。まだ完全には分からないけど、あなたに出逢って謎を解く気になれた。だから、あなたに出逢ったんだ、きっと。 あなたと出逢
占い動画を見ていて、「彼の好きなタイプ、嫌いなタイプ」の特徴、何となくどっちも私のような気がした。良い時の私と悪い時の私。どっちもそうだから好きだけど嫌いだし忘れられないんだ、私も。他の人には思わないのに、すごく好きなのにすごく嫌いなんて。あなただけに思うごちゃまぜの感情。
いつか彼と一緒におしゃれなカフェにでも行きたいな。私の町にも何軒かあるけど、全部こじんまりしてる。昼間の交流人口とか考えると仕方ないんだろうなと思うけど、そんなところにも経済格差みたいなの感じて少しかなしい。あなたはどうしてかっこいいんだろう、こんなに。
誰も悪くなかった。今思えば。あの時も今までもずっと。 すべて私が赦せば、それで消えて行って、私の心に巣食っていた暗い闇も消える。もう会えない人、戻れない時間、自分で自分を傷付けた日々、そんなものはもう海に流そう。空に還そう。そうやって自分を解放して、重荷を軽くして生きよう。良い思い出だけを持って、良い気持ちだけ育てて。 ほら、私は強い。大丈夫、これからも生きていける。
ある動画を見ていて、「不倫は業が深い」と言っていた。確かに誰かを傷付けてしまうよね。配偶者とか子供とかさ。でもね、相手に好意がなくなってしまうこともあるでしょう？色んな問題を解決するのは、自分だけじゃないでしょう？相手に失望することだってあるでしょう？そしたら離婚すれば良いのかな
貯金○百万円貯めたら彼のとこに行こうかなと密かに思っている。いつになることか。。そのくらい出来たらもういいんじゃないかな。許してくれないかな。それまでは行かないから。あ、待てよ。彼の気持ち分かんないやｗｗｗ 会えなくてもいいんだ。ただ私はあなたの町が見たいの。それだけなの。
寒くてあなたに会いたくて恋しくて泣ける。 いやいやこれはただ寒さに心が折れたからだ。 だってもうずっとあなたからの連絡はないもの。 こんなことくらいで泣いてたまるか！という気持ち。
うららかな冬の午後。 誰もいない店内でふと窓の外に目をやり、暮れかけるミルキーな空と海を眺めながら少しだけ伸びをした。 すると、通りすがりのおじいちゃんに声をかけられた。 「何見てたの？海？きれいだもんな」 まぁ、海もいいんだけど、今は海じゃなくてお日様を見ていたので、 「あ、お日様です。ほら、あったかいでしょ。 ひなたぼっこしたくなりますよね。どうですか、ソフトクリームでも。」 「ああー、空か。ところであんた高校生？成人してるの？」 何だ急に。制服（職場の）着てるじ
僕とか俺とか私とか拙者とか。 私の元彼はいつもアテクシとか言ってた。 育ちが良い人だと思うので、本当は僕って言うんだろうなと思っていたんだけど、なかなか使わなくて、この人はずっと私に心を開かないのかなと思っていた。あんなに話したのに、あんなに抱き合ったのに。 でも、人はいつでも完全に自分をコントロール出来るわけじゃないから、ふいに素が出て来ることもある。ついに引き出したぞ、「僕」を。何か坊ちゃんくさいとか、バカにされると思ってんのかな、私に。ま、思わなくもないけど、私結構
綺麗な景色を見た時、美味しいものを食べた時、テレビに出て来た芸能人が私に似てると思った時、切ない曲を聴いて胸がキュンとした時、何となく一人で海に行きたくなった時、私のことを思い出してそれを伝えて来てくれてどうもありがとう。あの時のそれらはすべて、あなたからの愛だったね。
引き寄せの法則というのか、アルゴリズム的な何かなのか（詳しくないからただ言ってみただけ）自分と似たような人や自分の言いたかったことを言ってくれてる人に出逢うことってあるもんだなあと思う時がある。ありがとう。私の言えないことを言ってくれて。泣いた。
私とそうやって恋人になったように、誰かとそうやって恋人になっていくんだなと思うと少しかなしい。でももうそんなに落ち込んだりしない。どうしたんだろう、もう好きじゃなくなったのかな。それとも私が大人になったのかな。
どこが好き？って訊かれたら、「絶妙なの」としか言えない。私だけが拘っているところ、私にしか響かない言葉、あなたは正解を知っていて、それが不思議でならない。どうしてなの？じゃあ意地悪なんてしないで。あなたとずっと笑っていたいんだよ。
