私が学術振興会DCに採用されるまでの話。②

2023年9月 申請してからのお話

さてさて、ここからが本番(?)です。
巷の噂では、学振採択の結果は毎年9月25日前後に発表になるとのこと。

9月に入ってからは、ソワソワが止まりませんでした。
別の大学に所属する親しい友達も申請しましたが、「まぁ無理だと思うけど、通ったらいいよね〜」と言っていました。

彼女は国公立(誰でも知ってるトップの大学)ですが、そんな彼女でも、そんな感じなんだ…と思いました。
それくらい通るのはハードルが高いということです。

審査方法

さて、学振の審査は、書面審査による相対評価と言われています。
自分の申請書を審査員(6名)が読んで、他の申請者と比べて良かった上位者から採用されると言われています。

審査員は、専門分野の先生方と1〜2名ほど専門外の先生がいるとの噂。
ですので、私が申請する時に先生方に口酸っぱく言われたのは、「専門外の人が読んでも理解できるように書きなさい!」でした。

通るには、やはり業績が重要とのことです。
いくら研究計画や内容が良くても、業績(論文)がないと「この人にこれができるのか?」と思われてしまうからです。

DC2を申請するには、原著論文(筆頭論文)が少なくとも1本はあるほうが良いと思います。

旧帝大でない私が、DC2に通った時の業績は、またどこかでお伝えできればと思います。

運命の9月…結果発表の日

結果が発表されたのは、忘れもしない(いや忘れていた、カレンダーを見て思い出しました)2023年9月27日でした。
SNSで「採択されたー\(^o^)/!!」みたいな投稿を見かけ「発表が始まっている!!!」と。

私もすぐにログインして、結果の確認…

と思ったのですが、1人では緊張しすぎて結果開示のボタンが押せず、指導教授と一緒に見ることに決めました。(笑)

指導教授の用事があれこれ済んで、お時間をいただけるようになった夕方。

一緒にパソコンの画面を確認しました。
(まさに、大学受験の合格発表みたいな感じです)

結果は……

ドュルルルルルル(ドラムロール)

「二次採用内定候補者」


…!?
なんじゃそりゃー!

という感じでした。

③に続きます

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