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哲学

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2020年4月の記事一覧

アイする

「愛しい」と書いて「カナしい」と読ませる歌詞がよくあると思います。 「宇宙」を「ソラ」と読むことがあるように。 これに対して、少なくとも私は、大した違和感を感じません。 何故でしょうか? 結論から申し上げますと、アイには愛しいも哀しいも、どちらの意味も含まれるからです。 昔、どこかで読んだ話ですが、言葉の響きには意味があるというお話です。例えば、「ナク」と言えば「泣く」「鳴く」「亡く」「無く」……と言ったように同じ響きでも複数の意味を持ちます。 私たちは、文脈によって意味