見出し画像

多様な人材が活躍できる社会を実現するペースメーカーへ

毎朝立ち寄るコンビニの店員が多様な国籍のアルバイトの人々である光景に目が慣れたのはいつ頃からでしょうか? なにもコンビニだけではありません。さまざまな仕事場で外国人が活躍するシーンをよく見かけるようになりました。いよいよ日本も多様な国籍の人材が活躍できる国に変化していくのでしょうか。
その兆候はすでにあらわれています。
多様な人材が活躍する社会の実現は、現代の日本に突きつけられた課題を克服する上で避けて通ることのできない議論ともいえます。弊社はこのテーマに真剣に取り組み、まさにペースメーカーとして、率先して自らが実践していこうと考えています。もともと、創業期から老若男女・多国籍を標榜していたのがブレインワークスです。まさに弊社の活動が貢献できる時代がきた、と膝を打つ想いでもあります。

先日よりアフリカから6名、ベトナムから4名のインターン生を受け入れています。
特にアフリカのインターン生との活動はいろいろと刺激を受けています。まず、それぞれが生まれた国の知識を私たちがあまり知らないわけですから、その国を知ろうとします。そして、母国語がそれぞれ違います。色々と背景を知るにつれ、アフリカの広大さ、奥深さに触れることができ、新鮮です。弊社と懇意にさせて頂いているChatWork株式会社様、アドソル日進株式会社様、株式会社うるる様へアフリカ人インターン生とともに訪問もし、さらに五反田駅前で清掃活動も行いました。
2016年9月にルワンダに会社を設立し、現地でICTエンジニアを雇用し、現地の産業発展のためのイノベーション創出に貢献したいと考えています。思い起こせば、約20年前、ベトナムでICT事業を開始したときも状況はまったく同じでした。
そのベトナムでエンジニアを雇用し、学校を設立し、人材育成にもいくばくか貢献できたと自負しています。ルワンダでも改めて、そのような活動を展開していく予定です。
時代の変遷により何が大きく変わったのか?と問われれば、「今は世界がどこでも繋がる」と答えます。地球と共生するための生活や働き方を実現するための仕組みづくりの活動を強化していきます。そのために日本、米国、ベトナム、アフリカなどの主要拠点を繋ぎ、自らがペースメーカーとなり、さらにICTイノベーションによるビジネスを実践していく考えです。
その仕組みづくりを進めていくためのポイントは「アナログ」と「ICT」という2つのコントラストを結びつけることにあると思っています。例えば、日本のシニアを世界と繋ぐと何が起こるでしょうか? オンラインで現地と協業し、新しい教育のプラットフォームを生み出すことができるかもしれません。日本のシニアの経験とノウハウは世界の宝です。発展途上国や新興国で大きな力を発揮すると思われます。

弊社の戦略的子会社であるブレインバンクでは、多様な人材が活躍できる社会における雇用創出の担い手として活動を進めます。シニア、女性、海外人材までカバーした新しいサービスを提供する予定です。多様な人材が協働し、今までにない新しいイノベーションが生み出されることを期待してやみません。弊社もその後押しをしていきたいと考えています。

(本記事は、2017/09/19 BRAIN NAVI28号に掲載したものです。)
●最新版のブレインワークス・ナビはこちらです。
 https://bwg.meclib.jp/bwne001/book/
●バックナンバーはこちらからご覧いただけます。
 https://bwg.meclib.jp/library/public/book/list?search%5Bhigh_category%5D=3

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!