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IT活用の羅針盤

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「もっと効果的にIT活用をしたい」「このようなリスクに対応したいが、何をすれば良いの?」などIT活用に関する情報が満載です。
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2021年12月の記事一覧

ITの本ほど陳腐化が早いものは他にない

今年の後半、オフィスの構え方を変えたこともあって、保有するかなりの書籍を一斉に棚卸した。 そしてこれからも必要とする本は新設した書棚に並べた。 日常、新しい本は買うが特にコロナ禍になってからは、1か月に平均20、30冊以上は購入してきたので、一気に未読の新刊も増えた。いわゆるつん読状態だ。 しかしながら、つん読だけでも結構ためになるものだ。特に書棚にさしみてみると、書籍全体の見え方が違ってくるから不思議だ。本同士の新たな関連性が生まれるのである。 私の保有する本は、大半は

ITと記録の時代のQOLを考える

急激に記録の社会が進展している。 IOTというIT用語が登場してまだ10年と経っていないが、私たちの生活環境ではIOTによる記録が見えないところでどんどん進んでいる。 IOTを解説すると、InterNet of Thinksで、インターネットであらゆるものがつながる概念だが、具体的には、センサーと通信で様々なもののデータを取得し記録することだ。今どきは、クラウドシステムが介在して、利用者が収集蓄積したデータを有効に活用できる仕組みが一般的だ。 センサーにも種類が沢山ある。

相変わらず世間やIT業界はテックかぶれ

フィンテックという言葉はどれだけの市民が知っているだろうか? ヘルステック、エドデック、メディテック、アグリテックあたりになってくると、どうだろうか? 私もITの仕事する立場なので、必要に応じで使うことはあるが、それにしてもITやIOT、そしてAIと相まって、余りにも〇〇テックを強調しすぎるIT業界だと思う。 全部の総称をXTECと呼ぶのも業界らしい。明らかにバズワードだ。クロステックと読むことが主流だが、エックステックでもよいではないかと未だに思う。 まあ、いずにしても

オンラインとオンサイトが混ざりだして思うこと

とっておきの面会、とっておきのコミュニケーション、とっておきの飲み会、とっておきの集まり。この11月は私も周囲もこういう格別感が一気に広がった。 そういう意味では、またまた特殊な体験中だと思う期間だ。 言うまでもなく、コロナ禍のなかでも、第五波の感染拡大が落ち着いた11月は、直接の面会や集まりが一気に増えたわけである。 もちろん人は千差万別、受け止め方は自由だとは思うが、総じて言うと、やっぱり直接会うのが一番だよね。というところだろう。 とは言え、へそ曲がりの私としては