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IT活用の羅針盤

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「もっと効果的にIT活用をしたい」「このようなリスクに対応したいが、何をすれば良いの?」などIT活用に関する情報が満載です。
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2021年1月の記事一覧

記録の時代のAI君との正しい付き合い方

今、AIのことを正確に知っている人が世の中にどれだけいるだろうか? ここ数年、誰が仕掛けたか、一気にAIは一般用語化された。 だが、その反面、正しく理解している人は極めて少ない。 今更、書く必要もないが、AI議論は沸騰している。AIに関する記事も玉石混交。 記憶に新しいところでは、人間の仕事がなくなるという危機感を煽った時期もあった。 AIを日本語にすると、人工知能。 この響きが怪しさを醸し出す。私が子供の頃、キカイダーという人間と機械の混ざったキャラタクーがあった。 人

そろそろボイスメールが主流になる時代が来る

いつの頃だろうか? ボイスメールが世の中で話題になっていたのは。 確か今から20年ぐらい前のITが世の中に広まりだした頃だ。 ITは今どき、子供でも知っているぐらい一般用語化されたが、ボイスメールは流行らなかった。 IT環境はこの20年間に激変した。 これからは、自動翻訳機能が当たり前に使えるようになる。 今でも、セミナーの内容にもよるが、80%ぐらいの正解率で翻訳ができる。今、オンラインブームだが、ライブで、自動翻訳のテロップが流れているのが目についてきた。 専門家では

ITは人間社会の様々な格差の是正に貢献できるかが最大の課題

ITやテクノロジーの進化は加速するばかりだ。しかも、大半の人が知らないネットのプラットフォームが急速に広がっている。 まるで、見えない地面のなかに巨大空間ができるように。 最先端のテクノロジーや仕組みを有効に活用できる人達にとってはとてもありがたいが、一方で、様々な格差を生み出している。 IT業界で盛んにデジタルデバイドの問題が喧伝されたのはもう20年ぐらい前になる。 その当時は情報格差の表現と同義に近かった。地方と都市のデジタルデバイド、先進国と新興国のデジダルデバイド

オンラインとSNSでアライアンスの形が進化する

アライアンスという活動が創業時から好きだ。 言い方を変えると、当社は、アライアンス活動が企業経営の源泉である。 このアライアンスという言葉、簡単なようで難しい。 一昔前からある言葉としては、ビジネスパートナーが近いとは思うが、アライアンスはもっと親密感と緊張感がある。 単純に日本語訳すると資本提携、業務提携などによるビジネスの促進や関係性の構築という感じだと思って使ってきた。 ここ数年だと思うが、アライアンスのきっかけから実りに進展する感覚が変わってきた。 以前より、よ

“サブスク”ブームを冷静に考えてみる

サブスクという言葉、ここ2、3年で一気に市民権を得た感がある。 正確な言葉の意味を知らないでブームに乗っている人も多いと推察する。 サブスクは、サブスクリプションの略語だ。 日本語では定期購読、予約購読。 こうなると私が小学生の頃から当たり前だった。 私は小学生の頃に字の矯正のために、ニチペンのみこちゃん(確かこういう名前で憶えている)の通信講座を受けようとしたことがある。これも定期購読の一つだ。 余談ながら、いまだに私は字が上手ではない。 始めてみたものの、結局、一