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IT活用の羅針盤

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「もっと効果的にIT活用をしたい」「このようなリスクに対応したいが、何をすれば良いの?」などIT活用に関する情報が満載です。
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2020年11月の記事一覧

社員教育をオンラインを活用して変革できるか?

一気に、オンライン教育が世界で普及してきた。 会社や学校、大学、社会活動など、このコロナ禍がきっかけとなり、利用者が急増した。 ベトナムなどの新興国も日本に就労予定者への日本語教育が一気にオンラインに切り替わった。もちろん元に戻る可能性はあるが、世界の多くが、オンライン教育の体験をしたことが、これから大きな意味を持つ。 今のところ、オンライン教育とは、対面で行っていた教育や研修などが、オンラインに切り替わったという単純な考えで理解できる。ある意味ではオンラインのセミナーと

世界の人が平等にコミュニケーションする時代は来るのか?

今、私は、ちょっとした願望がある。 それは、世界中の人と、直接、コミュニケーションすることである。 これは、単純に英語をマスターすることとは違う。 それぞれの言葉の人と、直接、コミュニケーションするという意味だ。 こんなことを書くと、ほとんどの人から、それは不可能でしょ。と即答されそうだ。 そうです。不可能です。 ところが、疑似体験と言うか、ITの恩恵で実現する可能性のある時代に生きているのである。 人間は、言葉によってコミュニケーションをする。動物との大きな違いの一つで

テクノロジーの進化は本当に人間を幸せにしているのだろうか?

スマホはいずれ無くなる。 私は何年も前から、仕事の場で話をしてきた。 例えば、日本人向けのセミナーでもベトナム人向けのセミナーでも。 経営者が主体の聴講者の反応は、大半は、疑いと驚きの表情だ。 もっとも、私は数年前から繰り返しているので、私の話に新鮮味はすでにないが・・・。 便利だけど不便なものはやがてなくなる。 私が個人としても経営者としても常々思っていることである。 例えば私が働きだした頃、画期的な文書作成の装置だったワープロ専用機は今は見当たらない。 スマホがな

デジタルの中で人は永遠に存在できる時代

今は記録の世紀と、先日のブログで書いた。 今から100年後、1000年後、いや、もっと先の1万年後から振り返った時、今世紀は記録の世紀として認識されると考えている。 偉人・賢人の活躍、知見、教えなどを知る方法は、時間を遡れば遡るほど、手段は限られてくる。私の子供が生まれた30年前ぐらいであれば、どこの家庭でも映像が残っている。私が生まれた頃であれば、シロクロの写真が少しはある時代だ。戦前になると記録はさらに限られる。 例えば、私が良く利用する神戸の地下道に、神戸の戦前の写

もし縄文人だったら、ITをどう使うか考え始めた・・・

ITは魔法の杖ではない。 これは、20年前からの私の口癖である。 このフレーズだけでその当時は、本気でビジネスをしていた。 そして、それなりに充実した仕事になった。 しかし今から振り返ると、若かったなと思う。 特に、たった一つの確信だけでも起業家として突っ走ることができた若さがあった。本来の起業家とはそういうものだと、今にしてつくづく思う。 根拠のない勢いというものかもしれない。 あっという間の20年と言えるが、ITはどう進化したか? 専門家としての見地からしても、想