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なぜ会議で発言することができないのか。

「はぁ〜、またやってしまったぁ。。。⤵︎」

心の中で疑問に感じたことや、新しい提案などがあっても、いざ会議の場になってしまうと発言することをためらってしてしまい、言いたいことも言えず、聞きたかったことも聞けないまま会議が終了してしまった。

そんな経験がある方も多いと思います。

実は私もその手のタイプの人間でして、会議の場では「ビビって発言できない」状況がかなり多くあるのです。

そこで、こんな状況を少しでも改善できないかと思い「なぜ会議で発言することができないのか」その心理状態について調べてみることにしました。

結論としては、勇気を振り絞って意見することを積み重ねていくしかないのですが、発言を躊躇ちゅうちょしてしまう原因が分かれば、対策も立てやすくなりますよね。

会議に参加すること自体は1円も生み出さない高コストな業務ですので、その時間を有意義なものにするために、考えられる原因と自分で出来そうな改善ポイントを探っていきますよ!

それではさっそく行ってみましょう!!

否決による恐怖心。

会議で意見するのを躊躇してしまう理由の一つに「提案や意見を上長から否決されるのではないか」という恐怖心があります。

下級のマネジャーが「同僚の前で面子を失うかもしれない」という恐怖は、ある意味制裁を受ける恐怖心や、場合によっては職を失うという恐怖心よりも大きなものになるので、つい意見することを踏み止まってしまい、上長に意思決定の方向性を決めてもらおうという気持ちにさせてしまうのです。

意見したことをバッサリと切り捨てられたときのトラウマを消すのは、なかなか困難になるんですね。

反応による恐怖心。

知識や地位が高い方でも迷うことがあるのは、冷淡な扱いをされたり、侮辱ぶじょくをうけるかもしれないという恐怖心です。

言葉を選ばずに言うと「こんなこと聞いて、こいつアホなんじゃないか」って思われるかもしれないという恐怖心には、なかなか打ち勝つことができないということですね。

これにより本来尋ねなければならない質問を自ら抑え込んでしまうことで、はっきりと意見を言えなくなってしまいます。

その結果、個人的に自分の頭の中で考えるようになり、口に出したとしてもせいぜい隣の人にささやく程度になってしまうのです。

しかし会議においてこのようなことは、せっかくの洞察力や事実が差し控えられてしまい、意思決定のプロセスは悪くなってしまいます。

グループ自体に対しての恐れ。

会議に参加しているグループの意見と異なる意見を述べることで「そのグループ自体に対して反対することにならないか」と恐れるからです。

誰しもグループから孤立するのは避けたいものですよね。

その結果グループ全体がしばらくさまよいながらお互いの腹を探りつつ、合意の得られそうな主張の素が出来上がるまで待ち、ある程度の目処がついたところで、その中の一名がグループの意見として「われわれの立場は・・・であると思う」というような言い方で述べます。

この意見があまり「どぎつくない形」で発表されると、意志を持たない人たちがその意見に飛びつくことで、一定数に達した立場がもっともらしくなり、いかにも説得力ありげに述べられることになるようです。

これでは前向きで活発な意見交換ができているとは言えないですね。

解決策

①会議の中で自分にどんな役割があるか考えてみる。

②事前に資料を読み込み、疑問点や意見を書き出しておく。

③必要なデータや情報をしっかりと煮詰めておく。

④人ではなく、事柄に対して向き合いフラットな立場でものごとを考える。

⑤提案などを否決されても、それで死んじゃうことなどないと腹をくくる。

⑥目標や計画を決めて、それを実現しようとする意志力をつける。

まとめ

今回は会議の進行者側ではなく、自分から見た視点で発言できるように改善できないかを考えてみましたが、一部の声の大きい人が多く話してしまったり、会議自体の空気感が重くて話しづらい雰囲気なってしまっている場合などもあります。

そういった場合は「付箋を使ってアイデアを出す」や「話が長い人にタイムキーパーをお願いする」など、仕組みで会議のルールを見直す必要があるようです。

結論としては、しっかりと準備をすることと、勇気を振り絞って発言することを繰り返していくことが大事みたいですね。

スクーのオンライン授業で学習した「最高品質の会議術」では前田鎌利先生が「遠慮はするな、謙虚であれ」とおっしゃっていました。

会議で遠慮して発言しないことはもちろんダメですが、謙虚さを持たないで伝えることも良くないようです。

例えば反対意見を述べるときは「別の視点でも考えてみたのですが」などのクッション言葉を入れる工夫が必要なのですね。

いずれにしても、この会議がより良きものになるよう、心を合わせて気持ちを尽くしていくことが一番大事なのだそうです。

会議を行う上で、一体何を社会に伝えていくのか。

そしてどのように貢献していくのか。

しっかりと考えて会議に臨んでいきたいと思えるようになりました!

私もこれからは恐怖心に打ち勝つために、変な思い込みは捨てて、勇気を出して発言していこうと思います!

でも、よくよく考えてみたら私が参加している会議では、意見をバッサリと切る人や、否定的に捉える人なんていないことに気が付きました。

なんででしょうね。
ここ数年で会社自体の雰囲気が変わったからなのかな?
すごくいい感じです♬

なんだか、これからはちゃんと発言できるような気がして来ました。

そんな感じです(笑)

それでは最後までご覧いただきましてありがとうございました♬

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