・日本人特有の人種差別

黒人から見た場合、日本人は黒人に対して差別的な感情を持っているようにはあまり感じないらしい。
電車に乗ったときに、あえて黒人の隣に座ろうとする日本人は相当少ないらしいけど、それは相手から見ても同じで、自分が同じ状況だったら、知らない白人の隣に座ろうとするのはちょっと躊躇するみたい。
日本人は黒人を見たときに、むしろレアなポケモンを見つけた時と同じような眼差しを向ける。
映画でよく見るようなグーパンを交わし合いながら意思疎通を図るクールな人種を思い描くのでしょう。
なので黒人の人から見た日本人の行動に差別的な感情を感じない人も多いらしいです。
では日本人はどのような人種に対して差別的な感情を抱くことが多いのだろうか。
それは多くの場合同じアジア人の中国や韓国、朝鮮人に対してなのかなって感じる。
いわゆるクチャラーと言われるような、食事のときに口を閉じないで食べる事で出る咀嚼音に対して強い不快感を感じたり、トイレで使用した紙をゴミ箱に捨てるような人種を見て、日本人よりも文化レベルが低いと思い込む性質があるようだ。
そのほかに他国が作る製品の品質や細部のクオリティに対して、日本人の方が優位に立っていると感じているのかもしれない。
しかしながら良く考えてみると、日本人が蕎麦やラーメンを食べるときに「すする」ような音を出すのは欧米諸国ではとても品がないと思われるようですし、中国や韓国ではトイレで使用した紙をそのまま流してしまうと逆に配管が詰まってしまい、余計に迷惑をかけてしまうことになります。
iPhoneなどは中国で生産されていますし、製品の品質でも世界最高級の物を作ることができる国ですよね。
北朝鮮に関してはちょっと良いところがよくわからないけど、日本のサラリーマンの多くは北朝鮮国民と同じようなヒエラルキーを感じているんじゃないでしょうかね。
差別はお互いの理解不足で発生するので、他国や他者との違いを目の当たりにしたときは一度立ち止まって「なぜそうなのか」を考えた上で、しっかりと話し合う必要があるのかなって強く思う。
なによりも大切なことは、お互いの伝統や歴史を理解して、尊敬の念を持ち人と接することなのでしょうね。
そうやってこそ多様性は生まれてくるのかもしれない。

「黒人という表現」
今回はわかりやすく簡潔に伝えたかったので、この表現を用いました。
イエローモンキーなんて言葉にもあるように、人に対して色で呼び名を付けるなんて、黒人という表現自体が差別的だと感じられた方もいらっしゃるかも知れません。
黒人という表現に対して、そのような気持ちは一切ないことをご理解いただけるとありがたいです。

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