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生い立ち②

2回目の今回は  ~兄姉との記憶です~


兄姉は 
私が小学入学のころにはもう思春期で 
気づいたらいつも
父や母と なにかと口論してもめている
という印象です(笑)

なので私は大声がこわくて 
部屋に一人でこもって
ぬいぐるみとお話しをする
そんな子でした

兄姉とは機嫌のいいときに
相手にしてもらいましたが 
一定の距離がありました

家族が口論するのを見るのは
すごく嫌でした


そんな口論中に
うっかり発生した珍事件がありますので
お伝えしたいと思います



ある時、
母と兄の口論が始まり
その場に私もいました

母が𠮟れば兄が逆上する
繰り仕返しのやりとりの中で
ふと あるワードが気になって
どうしても気になってしまったことがあったんです


母が「アンタ なんでハンコ押すの!」と 
大声で言い出したのです
「ハンコ押すんじゃないよ!」とかなんとか、、、
 
兄は「うるせぇ!」などと言い返し
私のアタマの中では ???? ハンコ?

急にハンコってなんだ?
なんでハンコ押すって怒ってるんだろう

どうしても聞いてみたくなり
ねぇねぇ と話しかけるのですが

「アンタはあっち行ってなさい」と言われてしまう

でもどうしても聞いてみたいから遂に聞いちゃいました

 「ねぇママー  なんでハンコ押すの~?」

 「・・・・はぁ?・・
  ハンコって・・・
  反抗するなって言ってんの!!
  ・・もぉ~ハンコって・・・
  ・・・・・・・・・
  わーははは~~!!」

って 笑いになっちゃいました😊
兄は笑ってなかったでしょうね多分

その後 ハンコ=はんこう=反抗 の意味を聞いて
兄はどこかへ行ってしまい
その場は終わりました

幼少期の 
兄との思い出といえばコレなんですよね(笑)
強烈に覚えている出来事なんです

聞き間違いなのですが
わたしにはハンコ=印鑑としか考えられなかった 
純粋な幼いころの思い出です



姉との記憶と言えば 私の噓 でしょうか
姉は何かと私には否定的で 
口撃 が多かったです

妹ばかりずるい 甘やかしている
わがままでかわいくない
姉を頼っても冷ややかに突き放されました

助けてもらったり優しくされた記憶が
あまりないのですが(汗)

突然なにか物をくれることがありました
かわいいヘアピンとか小物入れとか
やたらメルヘンなやつをくれました(笑)

普段優しくされてないので
わたしは
素直にお礼を言うことをしなかったし
仲が良くはありませんでしたね

彼女の好みでメルヘンチックなものを
集めたり飾ったりして一つのものを
大切にしている人でした

私からしたらそういう乙女チックグッズを
いっぱい持っていていいなぁと
思っていたんです

それで、

私は姉の留守中に勝手に部屋に入り
勝手にとってきて自分の部屋に
持ち出しました
(あらら、、いけないんだぁ)
するとそれは立派な窃盗ということになります

早く返せばいいのに
妹が盗ったと 
姉が母に言いつけるのです

私はとったわけじゃない とか言い訳をし
謝らないものだから

 「噓をつくのは絶対にダメなんだ!」
 
と言って母が猛烈に私を𠮟ります
それでも謝らないので

 「ごめんなさいを言わないなら
  物置(小屋)に入ってなさい!!」
  
と私の腕をつかみ
本当に外へ引きずり出すのです
この辺で私が泣き出してごめんなさいと言い
「もうやらない もうやらないから」と 
謝って一応収束します、、、が

たしかコレ2回やったと思います

母が早業すぎて
本当に物置に入れられました
姉の 半笑いの顔が憎かった

わたしは今では姉のものには全く興味がありません(笑)し
姉は姪っ子に洋服を買ってプレゼントしてくれる
いい叔母さんです

ひんぱんに会うことはありませんが
彼女は贈ってくれたプレゼントを
一つ一つ覚えていて

忘れたころにそれを使っているかどうか
確認してきたりします

執着心を感じて
ちょっとめんどうに思ってしまいます

彼女の世界には巻き込まれないようにし
私は私の学びの世界がありますので
そこに集中していこうと思います

愛を持って接していこうと思います



兄姉がいて知らず知らずのうちに学ばせ
てもらったことがあるんだと感じます

自分はこうなってはいけないと なんとなく
反面教師になっていたのではないかなと
まさしく潜在意識ですね


結構、あるあるストーリーでしたね(笑)


今では私は
兄も姉も 結婚してパートナーがいるので
それぞれ 幸せになってほしいと
心から願っています

 


  

次回は 父との記憶です



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