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どんな子供でも幸せを感じられるように

我が家の次男くんは学習障害があります。
障害って言うか個性的な脳の持ち主。

知的な遅れはないが 言葉で上手く伝えられ無かったり 簡単な言い回しも 本人には理解できなかったりする。

例えば 「綿あめみたいな雲」って文を書かないといけない時 本人は 「見たいな」っと解釈して なぜ「みたいな」を書かないといけないの??っと思うらしい。つまり 〇〇みたいを 〇〇見たい の違いをすぐに理解できない。

日本人なら自然と身につく言い方が うちの次男くんにはちょっと難しい。

ただ日常生活では
「お母さん!魚みたいな雲だよ〜!」っと言ってきたりするので 使い方がわからないわけではないんだと思う。

しかし 文字で書く時に 一瞬 頭の中に「❓」マークが浮かんでしまう。

説明してあげれば理解できて 問題は解けるが 
これから先 学年が上がるにつれて ドンドン複雑な言い方が増えるたび 本人の頭の中に 「❓」がたくさん増えそう(-。-;

「日本語は難しい」っとよく 外国人は言ってますが 日本人の次男くんにとっても日本語は本当に難しい。

だから クラスのみんなが すらすら問題を解く事に 次男は「なんで みんなあんな頭がいいんだろう?なんで 僕はこんなにバカなんだろう?」っと言ってきたりする。

うちの子は すごく負けず嫌いな所があって 問題が解けない自分に イライラしていたり 自分を否定的に捉えてしまう時がある。

ある日 布団の中でこんな事を言ってきた。

「先生が答えを教えてくれるけど なぜそうなるのか ぼく分からないんだよね〜。みんな 凄いよね!」っと。

今は小学1年生なので そこまでテストでも悪い点をとってくることはない。しかし このままでは 学年が上がるにつれて 次男は自分に対して劣等感を持ってしまうのでは無いか?

そこで 私は 子供の頑張りを褒めるようにしている。学習だけでなく 日常生活でも 褒める事がたくさんある。
褒める事で 自分に自信が付いてきてる気がする。

次男は言葉の理解や話す力は苦手だが 記憶力がかなりいい!
発達検査でも 記憶力の力で 他の不得意な分野をカバーしている感じだと言われた。

人よりちょっと特殊な脳を持って生まれた次男だから 他の人より 苦労している部分もあると思う。しかし 我が家の中で1番ひょうきんで明るい次男は 私と主人にとってはアイドルのように可愛い♡

そんな次男がこれから先も のびのび生きていけるようになるために 私達は 頑張りを褒めまくっている。

人は否定され続けられると 萎縮して行動が出来なくなってしまう。

だから 私は子供の行動を否定はしない。ただ 間違った行動をする時は 教える。

成長するに従って 色んな人と関わり 理解されない事もあるかもしれない。
しかし 自己肯定感が高ければ 問題が起こっても 過度に落ち込む事は無くなりそうな気がする。

子育てに 100%正解は無い。私の育て方もこれが絶対いいっと言うわけでは無いと思う。
そして その子 その子で育て方は変える必要があると思う。

学校教育に個別指導を求めるのは難しいため やっぱり 毎日 一緒にいる親の役目は重要だと思う。

子供としっかり向き合い 自分の子の個性を理解してあげる事。そして 子供だけど 1人の人間として接する事が大事なんじゃ無いかなぁ。

子供は自分の所有物では無い。
親だから 子供は親の言う事を聞くのが当たり前ではない。
子供も子供なりに失敗しながら成長していると思う。

のびのびと子供達が育つためには どうしたら良いのかを考える時間が増えた。

多分 うちの子がこんな特殊な脳では無かったら ここまで子供の事を考えて子育てすることは無かったかも。

どんな子供達でも 幸せに暮らせる世の中になるために 私達に何が出来るんだろう?っと考えない日は無い。


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