ハラヘリ・スパイス・ストレッチ 24/05/23

 なんか朝に日記を書いているので、内容が意気込みとか昨日の軽い振り返りとかになっており、文章がどことなく味気ない。うすしおポテチでももっと味するぜ?
 うすしおポテチは十分味濃いだろ←わざわざ段落を分けたので贅沢←プレミアムうすしお味

 寝る前に本を無理やっこ読んでいる。寝る前は目が疲れてるらしいので紙の本。スマホで目が疲れるらしいものの、スプラトゥーンで鍛えたのか破壊し尽くしたのかわからない僕の視神経はエラーを伝えてこないのだ。
 親からすると、ずっと本に手をつけなかった息子が本を読むようになったのが嬉しいらしく、持ってこられた着替えと一緒に6冊ほどの本が同梱されていた。そんなに読むの早くないし運動もしてるから読み切れへんて。読切遍亭・読丸。

 note、というかインターネット上の横書きの活字だとめちゃめちゃ読むのが早い。サーチライトみたいに見てスクロールするので、芥川龍之介もびっくりの速読である。(芥川龍之介が速読なのを最近知ったのでひけらかしている)
 が、縦書き紙の本を読むのは恐ろしく遅い。頑張れば横書きを読む時の応用ができるはずなのだけど、紙の本となると何故か根詰めて読んでしまうところもある。
 たてがきかみのほん(たかすぎみくのしん、みたいでいいですね)

 精神科病棟、褒められが多くてハッピーだ。というかそもそも入院ってそういう節があるような。例えるなら教室にいると煙たがれるようなタイプの真面目な人が多く、そういう人ほど褒めを求め合っている。

 引き続き足首を痛めているので、上半身のみでもできる有酸素運動としてシャドーボクシングをした。「シャドーボクシングをした」って恐れなく書けるようになっただけ成長かもしれない。シャドーボクシングしてたら「シャドーボクシングとかw」だったから。

 運動の途中で男性看護師さんが検温に来てビビった。市川海老蔵さんみたいな顔つきで、スキンヘッドでフィットネスジムに通う、とにかく体格のいい30代男性。でも口調はフランクでどこか優しい。
 着替えがなく上半身裸で病室に佇んでいた(精神科というのもあり甘んじている)のだけど、着替え損ねて「キャッ♡」と指の隙間からカラダつきを見られた。そういう一面もあるんだ。さっとTシャツを着直すと「いいからだですね!」「その感じだと体脂肪率13%くらいですかね」とフィットネス的な褒めに転じられ、正直少しお咎めを受けると思っていたから本当に嬉しかった。
 あと体脂肪率がピシャりと当てられていて、筋肉ガチ勢の気迫を感じた。「(看護師)さんジムに通われてるんですよね!?」と聞くと頷き「筋肉が大好きで♡」と返され圧倒された。この人に認められるなら現状維持が大事だな〜と思う。「怪我した時こそトレーニングのチャンスですよ!」とも言われ、看護師らしからぬ……と思っていたら颯爽と姿を消していた。サムライ?

 あと担当医から「話し振りからして賢い」との評価をいただいた。ストレスの抱え込みについて「僕(医者)も同じタイプなのよ」と立ち話に花が咲いた。物腰柔らかで、意識的に対等な関係性で話してくれるからすっっっごい良い先生だ。「考え方は偉いのに親に甘え切れてないのが不思議やね」と指摘され、確かに〜と同時に色々あったんすよ、と思った。
 逆になんでみんながそんなに割り切りよく学校に行けて、そのうえ大学に通えてるのかがわかってない節がある。
 ただの反骨精神、天邪鬼、逆張りオタクな性格からこうなってるとしたら、もう「苦労人」なんて言われても「いやいやいや」と言うしかない。リーフストームを打って特攻が2段階上がる可能性もある。

 痛い時に体をズンズン動かし呼吸を浅くしフンフンしているうちに気持ちよくなるので、天邪鬼がカラダにも適用されている可能性があるな。

 ご飯はお腹を空かせてストレッチをしたあとだと3倍美味しい。俺がスパイスだ。

こなまるでした。

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