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天のお導き

生きていくというのは、ほとんど自分ではどうしようもない天の導きによる成り行きなのではないだろうか。
もちろん、「こっちにいきたい」と思って自分のできる最大限の努力をすることは必要だけど、努力をしたって縁がなければそちらにはいけない。
だから自分が行きたい方向に向かって努力しつつ、あとは導かれるままに動くことになる。

例えばこの会社に就職したいと思って努力しても採用を決めるのは会社側で自分ではどうしようもない領域があるし、出会に特化したマッチングアプリでも結局はタイミングと縁で出会うわけである。

新しい出会いも、新しい土地も、新しい知識も自分の進みたい方向をそっと頭の中に置いておいて、縁があれば自ずとそちらに行けるし、なければ、気づけば違う方向に道ができていて、自分の考えもそれによって変わったりしている。

とにかく前向きに少しずつ自分の行きたい方向に向かって進んでいればどうにかなる。ならなくても違うところでどうにかなる。つまりとにかくどうにかなるのである。
縁がないということは、その方面で自分が幸福を得ることが難しいということを表しているともいえる。

だからこれでなければダメと、自分を縛り付けるのではなくて、こっちに行きたいけれど、だめならほかにどんな楽しいことがあるのか考えておくことも大事だし、絶望する必要もないということ。
思っても見なかった方向で想像を超える素晴らしいことに出会えることもある。

淡々と、自分のできることをやり進めれば総合的にはいい人生になると信じて。

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