疲れ?と読書記録

95日目。
なんだか最近仕事中に体の力が入らないことが多くて、字もうまく書けないし(元々うまくはないですが)、文章も破綻しています。人に何か伝えたい時に困ってしまいます。なんだろなー。疲れてるのかな。何もしてないのに。

これだけだとあまりにも内容がないので、こないだ読んだ本の話をします。

宇佐見りんさんの『推し、燃ゆ』を読みました。タイトル通り、推しが炎上するところから始まります。主人公のあかりは推しにすべてを捧げていて、生きていること、呼吸をしていることすら推しを推すことと連動しているように感じました。最後は少し前を向いていて、現実と向き合おうとしているような、わずかな一步を踏み出しているのが見えて、ずっと底の方でもがいていたところからちょっとだけ空気が吸えるようになったのかな、と思って少しホッとしました。私にも推しの野球選手とか、推しのバンドがいますが、推しを推すってことは、こういうことなのか、と自分が恥ずかしくなりました。私なんて推してるとは言えないかもしれないな…。推しにすべてを捧げる生き方は私にはできないけど、そういう生き方をすることで人生が輝くという人もたくさんいるだろうし、私の知らない人生を垣間見た感じでした。分からないなりにもかなり入り込んで読んでいたので、かなり暗い気持ちになりました。それが私にとっての最高の読書です。

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