不思議

さて今日も一人でがっつり残業してしまった。なんで私なんだろうなあ、と思う。特別技術があるわけでも飛び抜けて知識を持ってるだけでもないのに、なんでこの役目が私一人なんだろう。
まあ、使いやすくて都合がよいだけなのだろうという予想はつくけど。一人に業務が集中しすぎていても、誰も何も言わないものなんだということを学んだ。
自分は昔、先輩一人に業務が振りかかっているのを見て憤って仕事を分けてもらいに行ったことがあった。そういう自分が異端なんだなとぼんやり想像はつく。

へとへとになって帰宅、母があれこれ心配して声をかけてくれるのは有り難いけど、
「ごはんは?」「いらない」
「スープ飲む?」「いい」
「昨日のケーキ少し残ってるわよ、疲れてるなら甘いもの食べなさいよ」「今日はいい」
「ああそう、じゃあもう知らない!」
と、キレられる。うーん、不思議。
ついさっき自分が心配していた相手に、秒速で怒ることができることがとても不思議。

と、そんなことまで、どこかぼんやり他人事のように考えている

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