嫌われる勇気を読んで

・問題は「過去になにがあったか」ではなく、「それをどう解釈したか」である
・自分たちに必要なものは、交換ではなく更新。
・性格・価値観が先天的に与えられたものではなく、自分で選んだものであるのなら、再び自分で選びなおすことも可能
・劣等感は「客観的な事実」ではなく、「主観的な解釈」⇒自分の手で選択可能
◎「成功できない」のではなく、「成功したくない」
⇒単純に、一歩前に踏み出すのが怖い。また、現実的な努力をしたくない。いま享受している楽しみ-たとえば遊びや趣味の時間-を犠牲にしてまで、変わりたくない。つまり、ライフスタイルを変える“勇気”を持ち合わせていない。多少の不満や不自由があったとしてもいまのままでいたほうが楽であると考えている。
・自慢するのは、劣等感を感じているから
・不幸自慢は、不幸であることにより「特別」であろうとしているだけ
◎健全な劣等感・優越性の追求は、他者との比較のなかで生まれるのではなく、「理想の自分」との比較から生まれる。
〇他者の課題(他人の気持ち)には介入せず、自分の課題には誰ひとり介入させない。
・対人関係のカードは他者が握っているのではなく、すべてのカードは自分が握っている
→相手がどう思っているかではなく、自分がどう思うか
・共同体の一部であって、中心ではない
〇「この人はわたしになにを与えてくれるのか?」ではなく、「わたしはこの人になにを与えられるか?」を考えなければならない。
・関係が壊れることだけを怖れて生きるのは、他者のために生きる、不自由な生き方
・「ありがとう」「うれしい」「助かったよ」を伝えるのが横の関係に基づく勇気づけ
〇大切なのは、他者を「評価」しないこと(ほめるのでも、叱るのでもない)
◎「誰かが始めなければならない。他の人が協力的でないとしても、それはあなたには関係ない。わたしの助言はこうだ。あなたが始めるべきだ。他の人が協力的であるかどうかなど考えることなく。」
・なにかの能力が足りないのではなく、ただ“勇気”が足りていないだけ
→ご飯に一緒に行きたいけど、「行きたい」と言えない勇気がない
〇裏切るか裏切らないかを決めるのは、他者の課題。「わたしがどうするか」だけを考えればいい

◎仕事の本質は他者への貢献であり、所属感により自分の価値を確認するため
・「いま、ここ」を真剣に生きる。人生は「いま、ここ」の連続で出来ている。


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