人を動かす を読んで

・一度重大なミスを犯した人(きちんと反省している人に限る)に、再度同様の仕事を頼むと信頼を得られる「君が同じミスをしないと信頼している証として、次の仕事を頼む」
・非難・批判の代わりに相手を理解しようと努める=他者の課題に介入しない
・人を動かす秘訣は、みずから動きたくなる気持ちを起こさせること
⇒相手の欲しがっているもの(名誉・重要感など)を考え、それを与えることが効率的
・人間は例外なく他人から評価を受けたいと強く望んでおり、心からでた言葉(≠お世辞)は、人に強く影響を与える
・人を動かす秘訣「釣り針には魚の好物をつけるにかぎる」
=自分の好物(寿司)をつけても意味がない。魚の好物(ミミズ)をつけて初めて魚が釣れる。⇒相手本位で考え、行動することが人を動かす秘訣
・自分の望みだけでは、人は動かない。相手の望みを予測し、それを自らの望みと合わせて初めて、人は動きWin-Winになれる
・強い欲求を起させ、自分から動いてもらうことが人を動かす秘訣であり、悪い言い方をすれば、動くように仕向けるということである。
◎友を得るには、相手の関心を引こうとするよりも相手に純粋な関心を寄せることが大事
⇒実紅のような純粋な目がいい例
・人間は、他人のことには関心を持たない。ひたすら自分のことに関心を持っている。
⇒関心を持たれて嫌な人はいない
◎「われわれは、自分に関心を寄せてくれる人々に関心を寄せる」パプリアス・シラス
・人に好かれる一番簡単で、わかりきった、しかも一番大切な方法は、相手の名前を覚え、相手に重要感を持たせること
⇒みんな自分に関心があり、関心を持たれると嬉しい
・相手の話に耳をかたむけることが大切であり、どんなお世辞にもこれほどの効果はない
⇒上辺だけでなく、心から話を聞くことはどんな言葉にも勝る
・話上手になりたければ、聞き上手になること。興味を持たせるには、まずこちらが興味を持たなければならない
・相手が喜んで答えるような質問をすること(相手自身のことや得意にしていることを話すように仕向ける
◎「すべて人にせられんと思うことは人にもまたそのごとくせよ」イエス=キリスト
・議論に勝っても、その人の意見は変わらない
・相手のミスを証明しても相手に好かれるわけではない。相手の面子も考慮し行動すべき
・議論したり反論したりしているうちは、相手の好意は勝ち得れない
・憎しみは、憎しみをもってしては永久に消えない。愛をもってはじめて消える。
・人にものを教えることはできない。みずから気づく手助けができるだけ
・自分の誤りをただちにこころよく認める=素直である
・人を無理に自分の意見に従わせることはできない。しかし、やさしい打ちとけた態度で話しあえば、相手の心を変えることもできる。
・話上手な人は、まず相手に何度もイエスといわせておく。すると、相手の心理は肯定的な方向へ動き始める
・相手に思いつかせる。(名を取らずに、実を取る)
・愚か者は非難をするが、賢人は理解をする
⇒もし自分が相手だったら、はたしてどう感じ、どう反応するか、自問自答する
・話し合いの目的、方向をはっきりとさせて、相手の身になって話を進め、相手の意見を受け入れて行けば、こちらの意見も相手は受け入れる。
・他人にものを頼もうとするときには、まず目を閉じて、相手の立場から物事をよく考えてみる
・人をごまかすような人間でも、相手に心から信頼され、正直で公正な人物として扱われると、なかなか不正なことはできない。
・演出を考える⇒相手の興味を引くように作る
・優位を占めたい欲求、重要感を得たい願望を刺激する
⇒話を聞き、欲求を刺激すれば、自由に人を動かせる?
・まずほめる⇒相手にこちらの意見を受け入れる態勢を作らせる
・「しかし」という言葉を「そして」に変える
⇒“しかし”という言葉を聞いた途端、褒め言葉が本心か疑ってしまう
・心のこもってない言葉は反感を生む⇒誠意ある言葉だけが人を動かす
・相手に美点を発揮させたければ、彼がその美点を備えていることにして、公然とそのように扱ってやるのがよい
⇒「徳はなくても、徳あるごとくふるまえ」シェークスピア
・客というものは自分で買いたいのであって、売りつけられるのは嫌
=「買いたい」と思ってもらえるかが、営業の見せ所
・笑顔は声に乗って相手に伝わる=笑声
・仕事がおもしろくてたまらないくらいでなければ、めったに成功者になれない
⇒楽しいと思って真剣に取り組むと伸びる(SJのドリデシャ)

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