見出し画像

シーズン16 最終115位(2104) ムキムキカバドリ

コンです。今期は最終2桁まで挑戦しませんでしたが2100は乗せることができました。
今期もまた天候構築を使ってたんで是非読んでいってください。

今期の使用パーティーの経緯

こちらの記事を参考にさせていただきました。
(素晴らしい構築案本当にありがとうございます)
S16は剣舞ラオスの台頭によって、初手から繰り出される水ラオスが相対的に減っていると感じ、だったらカバ展開が強いのでは無いかと思い、カバ使うならドリュウズも使おうと考えカバドリの並びを使用することにしました。
いつも砂構築についてお話を聞かせていただいているぼーれーさん、Keyさん、陰キャさんから、
カバドリ+持久力ブリが初手から出てくるパオジアン、ウーラオスの水流連打に対してかなり強く出ていけるという情報を提供してもらったのでこの3体から軸に組んでいきました。

構築コンセプト

・カバドリ全力介護
・持久力ブリで詰ませる
・最低限のサイクル且つ対面的な積みサイクルの形成

個体詳細

カバルドン
特性:すなおこし
性格:のんき
持ち物:さらさらいわ
テラス:みず
実数値:215(252)-132-160(60+)-×-117(196)-60
技:じしん / ステルスロック / ふきとばし / あくび
ガチグマのノマテラブラム最高乱数以外耐え、最遅ママン、ハッサム抜かれ
7割くらい初手に出しました。カバドリ選出する際に砂ターンが足りなくなるのでさらさら岩を持たせることによって無理やりドリュウズを通せるようにしました。オボン、残飯を持っていないためすぐ死んでしまうので、ステロ欠伸ループに入れても早めにこのポケモンを切るか判断しながら立ち回るのがとても難しかったです。初手にウーラオスを出されることが少なかったので前のシーズンに比べるとかなり動きやすくなっている印象でした。

ドリュウズ
特性:すなかき
性格:いじっぱり
持ち物:いのちのたま
テラス:ステラ
実数値:189(28)-205(252+)-93(100)-×-86(4)-124(124)
技:じしん / アイアンヘッド / つるぎのまい / みがわり
砂下で最速S上昇カシラ抜き、カイリューをステロ込みステラアイヘで倒すためにA特化、残り耐久振り分け
今回の構築のエース(になる予定だった)です。
カバドリに対して出てくるカミは基本Sが速く砂下でも抜けないと考えたので、最低限のSを確保しつつ残りは耐久に振りました。この耐久振りに救われた試合が結構あったので正解だったと思います。
ウーラオス、ガチグマが同居してる相手の場合、剣舞をする機会が貰えないので、その2体を見たら選出を渋って裏選出を通す形でベンチで腕組み待機してもらいました。ウーラオス、ガチグマが同居してる構築なんて山ほどあります。つまりほとんど出しませんでした。選出率は3割くらいです。

ラティオス
特性:ふゆう
性格:おくびょう
持ち物:こだわりメガネ
テラス:はがね
実数値:155-×-101(4)-182(252)-130-178(252+)
技:ラスターパージ / りゅうせいぐん / テラバースト / サイコノイズ
同速ミラーを考えてCSぶっぱ
カバドリに対して出てくるウーラオス、オーガポンを眼鏡流星で吹っ飛ばすために採用しました。
受けサイクル等を崩すためにサイコノイズも採用しましたが、案外撃つ場面は多く、身代わり貫通で数々の詰み展開を回避できたりとかなり汎用性は高かったです。ここはラティアスでは実現できない要素だと思っています。
鋼テラバは初手カミとかち合ってしまった際や構築単位で重いAキュウコンに対して撃っていました。
ドリュウズ、ブリジュラスと一緒に選出することによって受けループに対しても高い勝率を確保できたので良かったです。

オーガポン(いど)
特性:ちょすい
性格:ようき
持ち物:いどのめん
テラス:みず
実数値:155-172(252)-105(4)-×-116-178(252+)
技:ツタこんぼう / ウッドホーン / じゃれつく / ちょうはつ
ミラーを考えて最速、負荷をかけるためにAぶっぱ
カバドリと裏選出のブリジュラスとの攻めの補完が素晴らしかったので採用しました。
貯水による相手の水ラオスのアクジェや水流に対しての牽制、テラス込みで相手のカミに対してかなり強い顔ができるのがとても優秀でした。
挑発は相手の展開阻害、再生技を制限させて無理やり圏内に押し込む動きが強かったです。

ブリジュラス
特性:じきゅうりょく
性格:わんぱく
持ち物:たべのこし
テラス:どく
実数値:193(220)-127(12)-187(156+)-×-91(44)-115(76)
技:ボディプレス / アイアンヘッド / みがわり / てっぺき
残飯効率を考えてH16n+1、最速ガチグマ抜き、毒テラス時残飯込みハバタクカミの眼鏡ムンフォ2耐え、B11n、残りA
最強ポケモン、今回の裏ボスです。
カバドリがドラクエでいうバラモス、ゲマ、ムドーのような本来の討伐目標に対して、このポケモンはゾーマ、ミルドラース、デスタムーアのような物語後半で出てくる真の宿敵でした。
基本的にこいつを通すように試合を組み立てていきます。
元々ほえるで採用していましたが、身代わりが環境にブッ刺さると思っていて最終日まで隠していました。
身代わりをあらかじめ貼っておくことによって地割れ、零度の試行回数を減らせたり、数的有利を取った際にミラーで電磁波を拒否してTODに持っていったり、相手の物理を突破した後身代わりを盾に後発イーユイ、ハバタクカミ等を処理できるのでかなり強かったです。
基本的にB+3上昇を作るように試合展開を考えてました。
ブリ水ポンカミという選出ばっかしてました。
初めてこのポケモンを使ったシーズンでしたが想像以上にバケモノで数々の詰み展開を作ってくれたので大好きになりました。

ハバタクカミ
特性:こだいかっせい
性格:おくびょう
持ち物:ブーストエナジー
テラス:フェアリー
実数値:159(228)-×-95(156)-170(116)-156(4)-171(4+)
技:ドレインキッス / シャドーボール / めいそう / みがわり
努力値は前期のめろさんの調整を丸パクリ
チョッキガチグマに完膚なきまでにボコボコにされまくったので採用しました。最初は耐性変化の水で採用していましたが、それでもガチグマに押し切られたので(このポケモンおかしすぎる)原案のフェアリーに最終日戻しました。
ブリジュラスとの縦の並びがとても強く、ブリが倒されたらこのポケモンの起点、このポケモンが倒されたらブリの起点と、強力な積みサイクルの形を形成することができました。砂でパオジアンの襷が削れた際にも身代わりを絡めて強く出れるので、砂構築には欠かせない1体だったと思います。

今回の結果

TNイオグランデ 最終115位(2104)
S16は4桁を一生彷徨っていて、ほぼ諦めムードでしたがシーズン最終日3日ほど前にレート2000、最終日夜にサブロムを3000位から救出ととてもギリギリのシーズンとなりました。
最後2100チャレを通しましたが時間が朝の7時で前日からほぼ丸1日潜っていて正直次勝てる自信が無かったので撤退しました。今度はもっと早めにレートを上げて最終2桁の争いに混ざれるようにしたいです。
最後に、砂構築についての様々な知見を下さったぼーれーさん、Keyさん、陰キャさん、そしてVCでいつも遊んでもらってるサーバーの皆さん、今期もお付き合いいただき本当にありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?