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私の写真は○○○。

写真が好きです。
どちらかと言えば
撮るよりも見る方が好きです。
写真を見ながら、その写真の中にダイブして
苔むしたお寺の静寂を感じたり
夕暮れの海の色の移り変わりを思い出したり
浮かびあがった花の向こうの闇を見ようとしたり
私を一瞬にしてどこかへ連れて行ってくれる写真が好きです。

私が撮る写真はなぜかそれとは逆で
見た人をどこにも連れて行かない
拡がらない
『内向的な私』が写真に出ていると感じます。

そんな私の写真を
私のことを知らない作家さんがnoteの記事で使ってくれる。

嬉しい。ものすごぉ―く、嬉しいのです。

文章に寄り添う私の写真が
何か『役目』を果たしているようで
画像使用のお知らせが届くと
ほわっと、あたたかい気持ちになります。

「私が撮る写真は
美術品ではなく民芸品
うん、悪くない。」

そう思いながら撮っています。


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