発達障害日記0319(多弁系発達障害の悲しいSNSの話)

 喋りすぎると言われる悲しみは、多弁系発達障害者は何回も経験してると思う。まあニューロンの動きなんでしょうがないね。
 その悲しいサイクルを書いとこうかな。

脳内は今日も加速する


 さて、おれの脳は今日もバリバリ動いている。
 SNSは多動系の脳みそを持つわたしの楽しい遊び場だ。話題は溢れるばかりに転がり、ことばは多様に空を飛ぶ。汚いことばもたくさんあるけど、素晴らしいことばも多い。読んだマンガ、読んだ本、あった出来事、それらの感想をいくら書いてもいい!話題が変わってもいい!むしろ喜ばれてない?ハッピー!
 脳みそはギャンギャン加速する。さっき書いたあの話とスイッチするこの話。今見かけた話と混ぜて、さらに広がる、広がる、広がる。ああ面白い。腕痛い(これは悲しい)。
 わたしの書くことを面白いと思ってくれた人が徐々に増えて、交流が始まる。ここからが落とし穴だ。

嬉しいな!からの急転


 楽しいな、嬉しいなと書きまくるんだけど、しばらくすると人との溝が広がっている。
 「議論好き」「マウント好き」だと思われ始めてからの、苦言。
 わたしは多弁なだけのコミュ障なのッ。ASD的な深くて狭い細やかな記憶力はないし、ただただ自分の内にストックしてある知識を一本釣りして引き上げられたものを文の形でアウトプットすんのが好きなだけなんだってば!!
 だからわたしは議論は全然好きじゃない。議論をしようにも、さっき引っ張り上げた知識が今どこにあるかはもう忘れちゃってるし。
 マウントも取ってない。人と他人を比べる暇があったら新しい文章を書きたい。
 でもSNSってところはそうじゃない。あそこはコミニュケーションの場だから。
 最初は面白いと見てくれていた人があまりの多弁に去っていく。いや、おれは一貫してずっとこうだった。関係性の深度が変わってもおれは喋り続ける。初対面で、たくさん説明をしてくれる丁寧な人、おしゃべり好きで明るい人だと思ったキミ!間違いだ。わたしはどれだけ人間関係が深まってもずっと喋り続けている。それは議論をふっかけているのでもマウントをとっているのでもないのだよ。わたしはずっとそうだし、そうだったんだよ。

・誰も悪くないけど、あれだ、『Mr.インクレディブル』の番宣の志村けんを思い出すな


 Mr.インクレディブルの最初のやつね。
 何人かの著名人が番宣を担当してて、志村けんもいたんだ。ああ懐かしいな志村けん。
 志村けんはMr.インクレディブルのダッシュって男の子のキャラクターに触れるんだ。「この子は走りたいだけなんだよね、走りたいだけなの」みたいなことを言う。
 ダッシュって子は、『Mr.インクレディブル』内での超能力・・・スーパーパワーを「隠しなさい!!」としつけられているこどもで、ホントは時速300キロで走ることができるし走ることは大好きだけど自分の力をセーブしないといけなくてフラストレーションをためてる。
 俺の脳内も時速300くらいあるので同じだ。正確には「15分1200文字」くらいか(このブログエントリのこと)

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