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Official髭男dismのライブに行った話(後編)

早めにライブ会場に着いた。
当たったチケットは「Z席」だったので後ろの方がと思っていたら、まさかのZ席が前列だった。端っこだったけれどかなり前で見れたと思う。ラッキー。

母の姉がプレゼントしてくれたライブタオルとラバーバンドをわくわく開封して、パイプ椅子に座りながら始まるのをわくわく待った。

意味深な映像から始まるライブ。
髭男の登場とともにいっせいに周りの人たちが立ち上がった。
エッ、座ってみらんの??と動揺しながらも慌てて立ち上がる。

気がつくと、会場の雰囲気に呑まれていた。

大音量で響き渡る歌声、眩しいくらいの照明。
声が出せないライブなので一生懸命手を叩いた。歌にのせた想いが伝わってくる。ステージはきらきら輝いて見えた。眩しかった。
とてもとてもかっこよかった。

テレビやYouTubeでいつも見ている髭男が、今、目の前で歌っている。すごく不思議な感じがした。
あんなに高音を出しているのに声を枯らさずに何曲も歌い続けるのは本当にすごいなあと思う。最後までしっかり歌がうまかった。

ノーダウトのライブアレンジがめちゃくちゃかっこよかった。宿命で泣きそうになった。ぶわ!って炎が上がったり照明の光が上から落ちてきたり、映像も演出もすごかった。高音トランペットがすさまじかった。広島カープくんかわいかった。

本当にあっという間で、ずっと立っていたら足が疲れるんじゃないかという心配は全く必要なかった。気づいたらアンコールの拍手をしていた。

...

帰りは小雨が降っていた。
ライブを見る前とは世界が少し変わって見えた。みなぎるパワーを感じた。音楽の力ってすごい。
雨に濡れないように、市電の駅までデパートを通っていった。夜遅かったが、ライブ前に母の姉が買うのを迷っていたブランドバックのお店はまだ開いていた。
髭男パワーで決心したのか、母の姉が4万円のバックを購入していた。

夜ご飯はお好み焼きを食べようと言っていたのだが、その時間に開いているお店は少なく人がたくさん並んでいて、新幹線の時間に間に合わなそうだったので、お好み焼きはテイクアウトで食べることにした。
お好み焼きを頼むと「うどんとそば、どちらにされますか?」と聞かれた。私は、お好み焼きに麺が別でついているのかと思って、変なの〜!と思った。広島のお好み焼きは麺が入ってることを後から初めて知って衝撃だった。

山口の母の姉の家に帰ってきてから食べると、麺が伸びていて少し残念だった。
母に私の住んでいるところのお好み焼きのほうが正直おいしかったと言うと、笑われた。今度行くときはお店で出来立てのアツアツを食べたいな。

母の姉の家に一泊させてもらい、次の日、お土産を買って帰った。
(ちなみにお土産でおいしかったのは、広島菜の漬物とお好み焼きふりかけ)

新幹線の中でいとこに「ありがとう!」とLINEすると「帰り着くまでがライブだよ」と言われてちょっとおもしろかった。


1週間以上経った今でも余韻が抜け出せなくて、通学のときに電車で「みどりの雨避け」を何度も聴いている。髭男の曲を聴くとライブを思い出す。しあわせ!

またぜひライブに行きたい!!
今度は聴きたかった「パラボラ」が聴けるといいなあと思う。
髭男さいこー!!!!✌️

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