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呪い

タイトルがやたら不穏ですいません

最近「呪い」について考えている

人間が言葉を使わなければ、人間関係ってもっと気楽だったかもな、とか思う

匂いとか表情とかそんなんでコミュニケーションとるとか

もっと曖昧で良かったんじゃね?とも思う

言葉の力、って凄くて、一旦口から出た言葉は取り消そうにも取り消せない

私は口から出たものはただの言葉ではなく、その場を変えたり、相手に影響を及ぼしたり、そういった力があると思ってる

こっちで舞った蝶が遠く離れたところの天候を左右するように

誰かに対する感情は、言葉にすることで「祝い」にも「呪い」にもなる

そしてそれを聞いてしまったら、何かしらの方法で跳ね返せない場合、それなりに作用する

自分でその「祝い」または「呪い」を強化してしまう場合もある

まさに信じるものは救われるわけだ

ふと自分を外から眺めた時に

どれだけの「祝い」または「呪い」に縛られているか

それに気が付いて私は戦慄したのです

こりゃいかん、雁字搦めやないか、と

「祝い」はまあええとして

「呪い」の方は放っておくわけにはいかん

どうやって解くのかというと「え?それって本当?」って疑うことやと思ってる

「呪い」をかけられた方も頑なに信じてるから作用するわけで

まず疑えば、表面にひびが入る

ひびが入ればあとは「ああ、これは「呪い」だったんだな」という証拠が沢山出てくるので、それを使って粉砕する

そういう作業を日々コツコツとやっているわけです

はい

まあまあ忙しい

ああ、そこのあなた、「人を呪えば穴二つ」ですよ

どうぞお気をつけて

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