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第一・第二もみじ作業所「さをり・縫製グループ」ペインティングメンバーを紹介します

色とりどりにペインティングされたテント生地を使ったポーチやカバンをつくっているのは、社会福祉法人もみじ福祉会 第一・第二もみじ作業所さをり・縫製グループの皆さん。

社会福祉法人もみじ福祉会
1980年1月に広島市で初めて無認可作業所を開所してから、障がいのある人たちが地域の中でふつうに生活ができるようさまざまな「居場所」をつくりつづけている。「はたらく」「くらす」「ささえあう」場所として広島市内に9つの事業所を展開。人が人として、笑うように生きるための営みが形づくられている。

第一・第二もみじ作業所(法人本部)
広島県広島市中区吉島2丁目1-24
TEL: 082-243-0331 FAX: 082-243-0497
E-mail: info@fukushi-momiji.or.jp
HP: http://fukushi-momiji.or.jp/

見学に行った日は、1階の会議室でテント生地へのペインティングが、2階の部屋ではさをり織り、ふきんへのミシン掛けが行われていました。

その都度メンバーは入れ替わるそうなのですが、今回は、見学に行った日にペインティングをされていた5名の方をご紹介します。

わたしが会議室で待っていると、一番にいらしたのが岩﨑郁さん

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お向かいの「企画・販売グループ」からペインティングでお花を描くために本を借りてきたそうです。

最初は初めて会うわたしに緊張していた岩﨑さんでしたが、だんだんと緊張がほぐれ、最後の方にはご自身が愛用されているポーチを見せて下さいました。

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ピンク色と、ねこがかわいくてお気に入りなんだそうですよ。

岩﨑さんお気に入りのねこをペイントしたのが、ねこが大好きな笹口隆さん

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この日は野良ねこが遊びに来ていて、職員さんが笹口さんに触らせてあげようとするも、笹口さんは近寄りません。(笑)

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笹口さんのすごいところは、カバンやポーチの完成形までイメージしてペインティングされるところ。

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ホワイトボードに絵を描いて、職員さんとコミュニケーションをとられていました。

会議室を賑やかにしてくださるのが、香川早百合さん。職員さんと一緒に歌ったり、お話ししたりしながら、色を重ねていきます

黙々と壁に貼られた生地にペインティングされているのは、板村英治さん

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耳が聞こえない板村さんですが、手話ではなくジェスチャーで意思疎通されるそうです。職員さんによると、手話は手話ができる人としかコミュニケーションが取れないから、というお母さまの思いがあったのだそう。

職員さんと本を見ながらペンティングしていました。

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そして窓の外から描いているのが森安真子さん

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ジャケットの刺繍がとってもかわいかったので、お伝えすると「にゃはは~」と言って嬉しそうにされておられました。

鼻歌を歌いながら、慣れた手つきですいすい描く森安さんはとっても楽しそうでした。

生地へのペインティングがおわったら、2階に運んで…

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2階の廊下で乾かします。

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印鑑ケースや小さいポーチは、さをり・縫製グループで形にし、大きなものは外部の方にお願いしてポーチやカバンにされているそうです。

いかがでしたでしょうか?

ほんの一部ではありますが、もみじ作業所の雰囲気を感じていただけましたら幸いです。

もみじ作業所のことをもう少し知りたい人は、第一・第二もみじ作業所 所長 古川大介さんへのインタビューがおすすめです。

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