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春うらら

大理滞在二日目は自転車を
借りて、5kmほど離れた湖へ。
山と湖、そよ風を切る自転車。
なんともいい気分でした。
雲南省は様々な少数民族が混在する地域で
旧市街には、其々の民族衣装を
身に纏った売り子さんが商売をする
お土産やさんが点在しています。
そこで少しだけ買い物を楽しみ
「大理古城」と呼ばれる旧市街を
後にしてバスで駅に向かいました。
電車で夜通し昆明に戻り
そこから、朝出発の電車に乗り羅平へ。

羅平。
かつて、どこかの手帳にのっていた写真で
見て、行きたいと憧れていた場所。

町の中のホステルにチェックインし
バスに乗って憧れの場所、 
「金鶏峰」に行きました。
広大な平野にぽつりぽつりと
顔を出している小さな山々、
そして、金色の絨毯が大地を覆い尽くす、、
とまではいいませが、

ここは春になると咲く菜の花畑で
有名な場所なのです。
少しだけ来る時期が遅く
平野を満開の菜の花が染めているわけでは
ありませんでしたが
それでも、まだ咲き誇る黄色の花畑と
花を落とした緑の菜の花畑が
見渡す限り、
鮮やかな景色を見せてくれました。
観光用に整備された展望台もあり
お花畑を歩く、
とても気持ちの良い散歩になりました。  

バスに乗って羅平に帰った
次の日の朝は、再び昆明へ。
三度目にしてようやく宿を取りました。
ホステルに同じく泊まっていた
中国人のお兄さん、何故か
夜ごはんを奢ってくれました。

来る帰国日も、早朝のバスに乗って
共に空港まで向かってくれて
大量のお土産を買って
僕に持たせてくれました。
いや~、ありがたや。

男前に見送られて、
毎度お馴染みの関西空港ではなく
香港を経由して福岡空港へ。

福岡空港からバスに乗って
我が国がほこる温泉地、別府温泉へ。
所属していたのか分からないような按配で
顔を出したり出さなかったりの
サッカーサークルの卒業旅行に合流し
卒業旅行は別の仲間と
新たなる章に突入しました。


金鶏峰
金鶏峰

謝謝

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