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《The One 2nd Seasons "Reboooot !" #06 》東名阪ツアー/ ツイキャスプレミア 2024.01.21(日)大阪club vijon 昼公演・夜公演 


〈前置きが長い理由(ごめんなさい)〉

『komyuさんのブログって前置きから長いよね』って思っている人は多いと思う。
ホントごめんなさい。
これにはわけがあって。
松BOWが、次回ライブの予告的な配信をしたり、セトリ予想という宿題を出されたり、つまりライブを余すことなく楽しむための企画や仕掛けをライブ前からされるから、それをまず書いておかなきゃ、ただでさえ拙いライブ感想なのに、素晴らしさが伝わんないと思って…の前置きなのです。

というわけで前置き本題に入ります(ホントごめんなさいね)
Reboooot !  シリーズ後半でもある#06のスタート回は『きみのためのセトリ』と題された。(《ゆる松ライブ#02》より)

ありますよね、『今日のは自分のためのセトリだ!』って思うこと。
でも、ファン全員がそう思えるセトリってなかなか難しいのでは?という懸念も。
いや松BOWならカンタンかな?

今回も、セットリストに入る楽曲を予想するという企画もあり、ライブ前から盛り上がりを見せたのだけれど、松BOWのインスタアカウント記事『ピンチは続くよどこまでも』とのタイトルで、毎月東名阪ツアー存続が危ういとの現状と思いが発信された。
『東京までは行けない』者として、毎月東名阪ツアーはとてもありがたい企画。
出来れば続けて頂きたいけれど、無理強いは出来ないし(活動そのものに支障出たら困る)
いやそんなことより、推しさまがピンチの時にファンとして応援したい!
がしかし!今回私は能登から避難してきている両親のこともあり、本当に残念だし申し訳ないのだけれど、会場不参加。
推しさまがピンチの時に駆けつけられない悔しさよ。。。

そんな時に、『試験的』ではあるけれど、夜公演のみだった配信を、昼公演もして下さるという告知。
(思わず『私のための昼配信⁈』と思ってしまった←妄想ですわかっていますピンチな状況だからです)
ありがたい!と、東京と大阪、それぞ!昼夜2公演、つまり4公演を視聴した。(名古屋公演は会場のみ)
今回はファイナルの大阪公演のライブ配信に焦点を当てて綴ってゆきます。

会場によってライブの雰囲気がずいぶん違うのは知っていたけれど、昼公演と夜公演の違いってどんな感じだろう?と、ワクワク視聴。

ではいつものようにまずはセットリスト。
(今回はスタッフアカウントさまが全公演のセットリストをアップして下さったので、会場参加も配信視聴もしていない名古屋公演のものも含めて掲載します。)


『きみのためのセトリ』がテーマなので、タイトルに『きみ』『キミ』『You』が付く曲ばかり…と言いたいところだけれど、そうでない楽曲も。
そこは松BOWが謎解きのヒントとして『カッコを付ける』ということを、確か東京公演のMCで話されていたと思う。
なんだろう?と考えるの、楽しいけれど、むずかしー!

答えあわせは後ほど。

〈意外なオープニングは今年の干支(辰)にちなんで♪めでたい〉

オープニング【00 Scene from Paradise】が厳かに流れた後、聴こえてきたイントロ。
【01 メトロポリス】!!!!!!!
テクノボーイズさんとのコラボ曲!!
The Oneシリーズで聴けると思っていなかったので、ほんっっっっっっとに驚いたし、めっちゃうれしかった。
テクノボーイズさんコラボ曲は漏れなく大好き!!なので本当にうれしい。

>竜の背中に乗って 旅立とうメトロポリスへ

今年2024年が辰年ということにちなんでの選曲のよう。
そう来るとはー!
そして、vijonさんの照明がパワーアップしており、松BOWの足元からV字にブルーのレーザービームが照射され、まるで青竜の背中に立つ勇者のよう!!
震えるほどカッコ良かった!!
松BOWの衣装は、前回もお召しになられていた、ファスナー使いが印象的なゴシックテイストの赤いロングジャケット。
パンツも同じくファスナーを多用したクールなデザイン。
インナーに"Reboooot ! "Tシャツ(ホントカッコ良いよね!このTシャツ)
レザーバングルにチョーカー、グッズのラバーバンドで、さすがのコーディネート(拍手)

『ようこそ!松岡英明の音の世界へ』と、大きく手を広げる松BOW。
『ようこそ!2024年へ!』も含まれているようなオープニングだった。

そこから【02 Shake Your Fist】【03 If You Want】と、ちょっと意外な、人気の楽曲。
『きみのためのセトリ』というから、スイートな楽曲多めかな?と、想像していた。
でも、こういう熱い楽曲も大好き。
松BOWのヴォーカルもますますパワーアップされ、力強いことこの上ない。
年明けからのフルパワー!

かと思ったら急転。
やさしく語りかけるような歌声から始まる【04 Believe in Your Eyes】に胸が締めつけられる。
個人的に特別好きな楽曲なので、早くも『私のためのセトリ』感。
続く【05 Your Love is My Sin】でノックアウト(早過ぎ)
昼も夜も椅子に腰掛けてしっとり歌われていたのだけれど、(昼はジャケットを脱いでReboooot !Tシャツ、夜公演は赤いジャケット着用のまま)夜公演では、スポットライトのみの照明が、真っ暗な背景に赤いジャケットもあいまって、くっきりとしたコントラストが美しい。(スタッフ藤沼さんから『カラヴァッジョの絵みたい』とのコメント。
カラヴァッジョは、光と影を効果的に使い、ドラマティックな作品を描く画家。さすが美大のご出身!納得です。)

余韻を残しつつ、【06 きみを教えて】のストーリーを感じる流れが素敵すぎる。
そこからの【07 きみが忘れても】【08 きみを迎えに】の『きみ』三連続に涙が止まる暇なし、の方も多かったと思う。
(会場で聴いたらさぞかし号泣していただろうなぁ。)
【きみを教えて】【きみが忘れても】は、ゆる松ライブで予告されていた楽曲。
聴けるとわかっていても、実際ライブで聴くと格別だし、その上【きみを迎えに】で前半を締められては、涙、涙。

昼公演では、赤いロングジャケットを脱いで、黒のTシャツ、黒のパンツだったのだけれど、シンプルな装いがとても似合っており、それはルックスとかスタイルとかだけでなく、まっすぐに心の奥に届くヴォーカルだからこそと思った。
ここのところまた、さらにヴォーカルが深化されている感じがする。

〈インターバルも『きみのため』〉

カメラが松BOWが去ったステージとミラーボールを映すと、すかさずインストゥルメンタル【Ondine】と、松BOWのナレーションが流れる。
詩はアルバム《Ondine》のブックレットに掲載されていた『美しきOndineへ』。
続けて【Light and Colour】。
こちらはアルバム《We Love You》のブックレットに掲載されていた『真実は あると言えばあるし ないと言えばないもの』から始まる、詩(メッセージ)のナレーション。
松BOWのインスト曲も、彼のナレーションも大好きなので、この時間も至福であり、想像の翼を広げて『きみのためのセトリ』に浸った。

〈歓喜&歓喜の後半〉

後半は【09 Because We Love You】からスタート。
ツアー初日の東京の昼公演で、歌い出しが『聞いて欲しいんだ』で、すぐさまアルバム《EYES of the EINSTEINE ZOO》収録の【We Love You-Live-】とピンと来た。
歌詞が違い、タイトルも違う(アルバムのクレジットでは)。
なんとレアな!と喜んでいたら、その日の夜公演では『いつでも4人で 騒いで遊んでいたね』からのお馴染みの、アルバム《We Love You》収録の【Because We Love You】。
こんなところにも、『わかる人にはわかる』仕掛けが!
大阪公演でも、昼と夜で歌詞違いの楽曲を歌われた。
が、公式さまがアップして下さったセトリでは【Because We Love You】とあり、以前、DKRでコンプリートライブを開催された際も、ライブCDのクレジットは【Because We Love You】となっており、歌詞違いVer.の同タイトルという認識で良いようだ。
(↓参考までにブックレットの歌詞を)


と、ブログを書いているうちに、ふと思い出した。
数ヶ月前に購入したキーボードスペシャルという音楽雑誌のバックナンバー(1997年6月号)に《EYES of the EINSTEIN ZOO》発売時のインタビュー記事が載っていたことを。
チラリと読んで、後で読もうと片付けてすっかり忘れてしまっていた。
で、慌てて引っ張り出して読むと、全曲解説まである!
【We Love You -LIVE-】の歌詞についての謎の答えがここに!!
もともとはアインシュタイン・ズーに入っている歌詞だったそう。
それがアルバム《We Love You》に収録する際に変更したとのこと!

↓証拠の記事

寄り道したけれど(個人的にスッキリ)、ライブ本編に戻る。

衣装替えした松BOWは、昼、夜ともに、色は違うけれど、フード付きプルオーバーにハーフパンツとスポーティーな装いで、後半パワフルに駆け抜ける!

【10 Eeyes Never Lie】【11 Vanilla】【12 Future Toy】【13 STAR】【14 Study After School】と立て続けに激アツ人気曲!
個人的にも大好きな楽曲ばかりでドキドキが収まりません!
【13 STAR】では『僕のシャイニングスター、どこー!』なんて言って会場を沸かせたり。
【15 ときめきの居場所】では、『今日1番の思いを込めて歌います』と歌い始めたら、これが本当にその日1番に胸を打つヴォーカルで、配信視聴って個人的にどうしても冷静に観てしまうのだけれど、この時は強く引きつけられて、画面越しということを忘れ、入り込んで聴いているうちに、涙が溢れてきた。
配信視聴であんなに泣いたのは初めて。
心揺さぶるヴォーカルに楽曲のイメージも変わった。
ライブの醍醐味を配信でも味わえるなんて。

そして、本編の締めは【16 キミは完璧】!!
『自分のことだと思って聴いてね』とか、『大阪のファンは完璧ー!』など、観客歓喜。
この楽曲を聴くたびに『完璧なのはあなたでしょー!』って心の中で叫んでいる(ファンあるある)
後半ノンストップで、熱量上がりっぱなし!で、本編終了

〈アンコール&サプライズWアンコール〉

松BOWがステージを去ると、流れたのは松BOWのナレーション。
デビュー35周年記念ベストアルバム《REMIND》のブックレットに載っている『愛に言葉があったなら』より
音楽はなく、松BOWのナレーションのみが、心に強く響いた。
松BOWの紡ぐ言葉が好きだと改めて思う。
そして、それを読む、聴く者を柔らかく包み込むような穏やかな声も。

ナレーションが終わるとアンコール
【17 天使】のイントロへ。
絶妙。
完璧な流れに心奪われる…ってもうすでに奪われているけれど。
そして【18 すべてはきみの瞳の中に】
イントロにカメラのシャッター音があることから、松BOWは iPhoneを取り出し、客席を背景にセルフィー。
ナレーションはいつぞやのラジオ番組《松岡英明のポップランデブー》からで、恋人らしき相手と記念撮影するという胸キュンシチュエーション。
話し方も、基本敬語、丁寧語の松BOWが、フランクな口調なので、まるで自分が恋人になったかのように錯覚(ちと照れる)。
これも素敵な演出だった。
【すべてはきみの瞳の中に】は大好きな曲のひとつなので、(予想にも入れていた)聴くことができてうれしかった。

プレゼントコーナー(松BOW vs会場全員のじゃんけんバトル。賞品は、今や手に入らないツアーパンフやカレンダー)を挟みつつ、ダブルアンコールは会場ごと、公演ごとに全部違う曲!
これはうれしい♪
特に!ファイナルのファイナル大阪夜公演は
【19 歳月きみを待つ】
イントロが流れた途端の脳内
えええええーー!!!
きたーー!!!
大好きーー!!
The Oneシリーズでは初お披露目曲ではないだろうか。
大好きな曲また来たーー!と思ったのは私だけでなく、コメント欄大盛り上がり!
スタッフさんのコメントによると、この楽曲のために、名古屋公演に出発する前夜、徹夜されたそう。
『わたしのためにありがとう松BOW!』と、妄想全開で(妄想解禁になったらしいので)喜んだ。

( 松BOWが、
>眠れやしないさ こんな夜に
この部分を
『眠れや しなかったんだよね』って替え歌されたの爆笑した。
本当にお疲れさまです。
おかげさまで皆さん大喜び大盛りあがりでした!)

〈松BOWからメッセージ〉


★『きみのためのセトリ』は、ストーリーを考えながらセットリストを組んだ。
聴いている人の元気が出たら、とそんな気持ちで。

★誰かと比べることなく、自分のまま、ありのままで良い。

★歌だけに集中したことで、ひとりひとりと目を合わせられた気がする。

あと、妄想解禁のお話。
とは言え、お茶目なまつぼーファンの皆さまは、楽しみつつ節度を保つことでしょう。(知らんけど)

終了後、コメント欄にも登場され、笑わせるのも忘れない、どこまでもファン思いの松BOWだった。
(昼公演、ふと口を突いて出た『ピンチぱち男』名義のコメントとか爆笑!
大阪昼公演のみの登場だったので、配信あって感謝)

同じ会場での昼公演、夜公演を見比べて、同じようでまったく違う。
夜公演はブラッシュアップされているのを感じた。
(きっと、昼公演終わった後にスタッフさんと振り返っての打ち合わせされるのだろうな、凄いなあんな短い時間で。)
時間的なことで昼公演が人気だそうだけれど(夜前に帰宅したい方とか遠征参加者とか)、観るなら夜公演、いや、昼公演&夜公演が理想と思った。

〈謎解きの答えと宿題〉

『きみのためのセトリ』の謎解きの答えが、スタッフアカウントさまから発表あったので貼ります。

01 (きみと)メトロポリス(へ)
02 Shake Your Fist
03 If You Want
04 Believe in Your Eyes
05 Your Love is My Sin
06 きみを教えて
07 きみが忘れても
08 きみを迎えに
09 Because We Love You
10 (Your)Eyes Never Lie
11 (きみは)Vanilla
12 (きみの)Future Toy
13 (きみは)STAR
14 (きみと)Study After School
15 (きみは)ときめきの居場所
16 キミは完璧

アンコール
17 (きみは)天使
18 すべてはきみの瞳の中に

W(サプライズ)アンコール
19 (きみに)HELLO(東京_昼)
19 (きみは)Velvet Outsider(東京_夜)

19 (きみは)Cute Girl(名古屋_昼)
19 (きみは)堕ちてきた天使(名古屋_夜)

19 (きみと)Around the World(大阪_昼)
19 歳月きみを待つ(大阪_夜)

個人的には《(きみは)ときめきの居場所》に射抜かれました♡

セトリに入る曲の私の予想は

・歳月きみを待つ
・きみを迎えに
・すべてはきみの瞳の中に
・Believe in Your Eyes
・Dual Personality(What do you get,what do you lose.)
・Sexy Sexy
・百年の恋

4曲が入っていてうれしかったけれど、当たり外れではないものね、素敵な企画、素敵なセトリ、ありがとうございました。

そして、このセトリに別タイトルを付けるなら…(松BOWのインスタにありましたよね)

『このセトリはきみとのストーリー』
『待ち望んだラブレター』
『ピンチぱち男☆見参!ピンチを一緒に超えるんだ!』

(インスタになぞらえ3本立てで♪)

次回のライブはバレンタインライブ♡
今回も東名阪ツアー!
昼夜2公演!!
配信のお知らせはまだ無いけれど、あると良いな♪
会場参加される方楽しんで下さい♪



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