【学習記録84】脳科学と人工知能: シンギュラリティ前夜における、人間と機械の接点

Udemyの「脳科学と人工知能: シンギュラリティ前夜における、人間と機械の接点」の24日目です。

今日から「セクション5」に入っていきます。


27. 概要:「意識」を扱う

意識と無意識
脳の損傷と意識
意識の起源
意識はどこにあるのか?
人工意識

複雑系とスモールワールド性

統合情報理論、グローバル・ニューロナル・ワークスペース理論


28. 意識とは?

・覚醒(起きている)状態にあること
・自身の状態や、周囲の状況を認識している状態のこと
  →この講座では、こちらの意味合いで考えていく。
・注意を払うこと


意識と脳
・入出力がなくても、意識活動は存在する。いわば、意識は脳の中の独立世界。
・小脳を摘出しても、意識そのものにほとんど影響はない。
・大脳皮質を損傷すると、損傷部位により異なる意識の機能が失われる。
・意識には、大脳皮質が重要な役割を果たしているが、意識を担う特殊な狭い領域があるわけではない。
・意識に上らない神経活動を無意識と呼ぶが、脳の活動の大半は無意識が占める。


人工意識とは?
・人工意識の研究は、人工物に意識を宿すことを目的とした研究分野
・人工ニューラルネットワークのように、入力に対応した出力が必ず得られるわけではない。
・何をもって意識を持っているとみなすか、判定するのは難しい。


意識の起源
・意識は、自身や環境を観察し、重要な判断を下すうえで進化上は有利だったであろう。
・動物が「眼」を獲得し、現在の動物種の枠組みができたカンブリア紀に意識が誕生したのか?
・大脳皮質は脊椎動物のみが持ち、、ヒトのものが特に発達しているが、脊椎動物とは別系統の頭足類や節足動物にも意識の存在が垣間見えることがある。


「意識」はとても興味深いです。
定義の部分からいろいろ考えてしまいますね。

今回はここまで。
次回も「セクション5」を進めていきます。

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