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子どもの読み書きの時期は気にしなくてよかった話

うちには8才男子がいます。
「うちの子、他の子に比べて文字を読んだり、書いたりするのが遅れている気がする…」
と思う親御さんもいらっしゃるんじゃないでしょうか。
うちもそうでした。
うちは一人で立つ時期、話はじめる時期も遅めだった気がします。
だから読み・書きもやはりな…と思ったものです。
だがしかし、結果としては気にすることはありませんでした。
きっかけさえあれば、親の心配を余所に子ども自ら読んだり、書いたりしていくものです。

うちの子どもが読み書きのきっかけにしたのは、ポケモンでした。
ポケットモンスター、縮めてポケモン。
この星の不思議な不思議な生き物。
空、海、森、街の中と至る所でその姿を見ることができる。
・・・と、冒頭のセリフは置いといて。
本当にポケモン様様でした。
今では朝起きて一番にやることは、布団の上で一人漫画を30分程度読むことです。

元々、絵本の読み聞かせをしてもらうことは好きそうでした。
絵本は昔から残り続けている本だし、内容も教訓も知っておいて損にはならんだろう、と親の方も楽しみながら読み聞かせしていました。
買った、買った、次々買った。
その数50冊以上。

過去の記事にある通り元役者である私。
この時ほど経験が活かされることは後にも先にもないかも知れません。
声色を変え、テンポ・調子で拍子を付けて、臨場感を出すことに余念なし。
幼児って本当に素直です。
目も耳も一点集中して食い入る様に見てくれて、読んでいるこちらも力が入りました。

ちなみにこのあと掲載する本も同様ですが、私が購入した先はブックオフオンラインであったり、ブックオフ実店舗でした。
100~200円で大体の本は手に入り嬉しい限りです。
まとめて買っても良いなら、きっとメルカリ・ヤフオクの方が単価が安くなるのでしょうが、子どもがどの類の本を好むのか分かりません。
そのためうちは1冊ずつ買いそろえていきました。

絵本の読み聞かせと平行して子供一人で見るものとしては迷路の本を買っていました。

最近では役目を終えていますので、いずれメルカリ等に出品予定です。
きっと他のご家庭で役に立つでしょうし、こちらも大損にならない買物だったと思います。

これらの過程があったればこそ、うちの子は自分で本を手に取る様になったのだと思っています。
と言ってもまだまだ漫画の域を出ませんので大したことはないのですが。
それでも当初の心配をクリアーしていってくれることは親として嬉しいわけです。
この頃からポケモンが登場です。

特にポケモン図鑑は良かったです。
普段からスマホは触らせないのですが、ポケモンGOは友達付き合いもあったので許していたところ、図鑑との相性が抜群でした。
あいうえお順、目次、解説など頑張って覚えていました。

ポケモンを過ぎたあたりからは自由に漫画を読ませています。
〇〇が欲しいと言えば、こちらで見つけてきますし、こちらがこんなのはどうかと思ったものは適当に本棚に置いていました。
中でもマリオとマインクラフトのウケは良かったです。
小学生までは消極的でしたが、周りの影響もあり、ゲーム機を購入する必要がありました。
そこで知ったマリオシリーズやマイクラ。
それらをプレイしたからこそ、本の方にも興味を持つきっかけになったと思います。
あとは学校図書館や本屋に行ったときに見かける話題本は、手に取るようになりました。

そして、今はワンピースに興味を持ち始めているようです。
これは親も好きだし、友情・夢を語る名作ですので大歓迎ですね。

ただ、親の方から強制するものはやっぱりダメです。
こんな本読んで欲しいなー、これは面白いぞー、って買ってきても大体失敗に終わります。

私の好きなダイの大冒険。
ワンピースと同じく友情を語るものですが、受けつけませんでした。
男の子ならいずれは手に取るはずだけど、時期尚早なのかな。

そして文字ばかりなのはやっぱりダメでした。
図鑑や小説はまだ早いのか。
読んで欲しいと思うのは親のエゴです。
(ゾロリの方は読みましたが更に買ってのリクエストはなし)

以上、うちの子はこんな本に手を出してきたというものでした。
恥ずかしながら漫画ばかりです。
家庭方針によっては漫画なんて…と思うところがあると思います。
けれど絵と文字の組合せがあり、物語があります。
私自身も相当の漫画を手に取ってきました。
今でも時間さえあれば読んでいます。
そんな親にしてその子どもあり。
漫画をきっかけにしてでも文字の読み書きの一助になっていけばいいんじゃないかな、と思うわけです。
お子様の成長には悩み多きものです。
読み書きについてはこんな家庭もあるという紹介でした。

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