0-3　ドラエモン攻略作戦 作戦会議　

さて、せっかく始めるのだからその記録は取っておきたい、そして何かにうまく利用したいと貧乏根性を丸出しにして挑んだ今回の挑戦であるが、何も準備をせずに『ドラエモン』に挑むのは失礼に値するのではないかと考えた。
そこで、どのように何を記録していくかをあらかじめ考えておこうと思う。いわば作戦会議である。

大事なことは、大人になってから読んだ『ドラエモン』がどのように目に映るのかを記録することである。せっかく大人になってから初めて読むのだから、大多数の人が経験する’’子供の時に初体験するドラエモン’’とはまた一味違う経験になるというわけだ。
だから、大人の言葉と目線で向き合ってみたい。
調べたところ、単行本は45巻出ているらしいので、3巻ごとに文章にまとめることにしよう。改めて知った事実と感想を綴ろう。

そのためにも、まず初めにやることは、今自分が『ドラエモン』についてどこまでどんなことを知っているかということである。
そもそもその情報があっているのか間違っているのかすらもわからないが、彼について、その作品について、知りえるすべての情報を出して、今現在の自分の位置を知ることが一番である。
ということでブレーンストーミングをやってみようと思う。知っていることを紙に書きだして分類して検討を行う、よく企業研修などで用いられるアレである。久しぶりだなあ。
そして、士気が下がらないうちに漫画の単行本全巻を購入しよう。
私のポリシーとして、基本的には作者が存命の場合、書籍は必ず新品を買うことにしている。ご存命でない場合、中古で購入することもあるが、今回は敬意と意気込みを込めて、一気に新品を大人買いである。
（あ、でもせめてポイントはたくさんほしいので5日に購入しよう。）

さて、商品が届くまでの間に、自分の現在位置を知るための『ドラエモン　ブレーンストーミング』をやってみよう。

続く